※キャリアとノンキャリアの見分け方!出世と年収の違いは?

国家公務員の中でも、とりわけ「キャリア」と呼ばれる人たちと、そうではない「ノンキャリア」と呼ばれる人たちがいるのですが、皆さんはこの2つの見分け方をご存知ですか?

見分け方といっても、その人の顔を見ただけではもちろんわかりませんが(笑)、

結論としては、キャリアとノンキャリアとでは、どの試験を受けて国家公務員になるのかというところに大きな違いがあるのです。

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具体的には、

国家公務員採用総合職試験」を受けて合格した人を「キャリア」

国家公務員採用一般職試験」を受けて合格した人を「ノンキャリア」

というのが一般的です。

ただ、この2種類の人々は単にその呼び方が違うだけではなく、その出世の仕方や年収にも違いが生じてきます。

そこで今回は、そのあたりの事情を詳しくまとめていきたいと思います。

キャリアとノンキャリアの見分け方!

「キャリア」と「ノンキャリア」というと、

キャリアになるのは難しくて、

ノンキャリアは簡単、

というような感じに聞こえてしまうかもしれませんが、実際はノンキャリアであっても、国家公務員になるということは容易なことではありません。

そして、そんなキャリアとノンキャリアの見分け方ですが、これは先ほども申し上げましたように、どの試験を受けて国家公務員になるのかというのがその主な違いです。

ちなみに、キャリア組になるための「国家公務員採用総合職試験」は、以前は「国家公務員I種試験」と呼ばれていたもので、

合格すればノンキャリア組となる「国家公務員採用一般職試験は」以前は「国家公務員II種試験」と呼ばれていました。これらの名称は2012年に変更されています。

ちなみに、昨年度の試験を例とすると

昨年は、国家公務員採用総合職試験に2万591人の申し込みがあり、このうち最終合格者はわずか1878人です。この1878人が、いわゆるキャリアと呼ばれることになる人たちです。

一方、国家公務員採用一般職試験の方も3万5142人の申し込みがあり、このうち最終合格者は7205人です。

こう見ていただくと、どちらもなかなかに狭き門であるということがわかりますよね。

ただ、このうち「国家公務員採用総合職試験」は、言わずもがな「国家公務員採用一般職試験」よりもかなりレベルが高いです。

そのため、国家公務員採用総合職試験は「日本三大試験」の1つなんて言われたりもします。残りの2つは、「司法試験」と「公認会計士試験」です。

なので、この試験を受ける人、昨年でいえば2万591人の人というのは、そもそもがかなり自分の頭の良さ、学歴などに自信がある方であるといえるでしょう。

学歴は特にどこの大学じゃないとダメというような規定はありませんが、キャリア組は、その合格者の大多数が東大、京大、早稲田、慶応などの高学歴者です。

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ノンキャリア組では出世に限界がある

さて、先ほど昨年の国家公務員採用総合職試験の合格者数は1878人であるといいましたが、この1878人は、試験後に希望の省庁を官庁訪問し、その後面接を受けて入省、入庁するというような流れになります。

また、国家公務員採用一般職試験を合格した人もその後の流れはほぼ同じです。

じゃあ、結局キャリア組とノンキャリア組とでは具体的に何がどう違うのかというと、その1番の違いは、将来どこまで出世できるのかというところにあります。

というのも、いわゆるキャリア組として入省する人たちというのは、将来の幹部候補として省庁に迎え入れられるのです。なので、よくテレビなどに映るような事務次官、長官などの役職の方たちは、皆キャリア組です。

そして、ノンキャリア組として入省、入庁した人たちは、最初こそ新人としてキャリア組とそれほど変わらない立場ではあるものの、

そこから4、5年ほど経つと、いわゆるキャリア組は見る見るうちに出世していきます。そして、ノンキャリア組はそのキャリア組より出世するということはまずありません。

役職が変われば、年収も変わる

さて、ということでキャリア組として入省する方々は、入省から数年が経過すると、ノンキャリア組に比べて短期間で出世街道を歩んでいくのですが、

じゃあ実際のところ、最終的にキャリア組とノンキャリア組とではどのくらいの差がつくのかというのは気になるところですよね。

特に、その年収はどのくらい違うのかというところは気になるところです。

ということで、今回は「財務省」を例に見ていきたいと思いますが、今年度は、財務省に新たに22人がキャリア組として迎え入れられ、ノンキャリア組は、毎年大体6人~9人が迎え入れられています。

そして、財務省にキャリア組として入省する人は、入省から4,5年ほどで本省係長クラスへと出世し、

その後数年おきに出世を積み重ねていき、最終的に約30年ほどたつと、事務次官、国税庁長官などのトップクラスの役職に就くというのが一般的です。

  • 本省係長(入省4~5年で昇進)
  • 本省課長補佐
  • 本省課長
  • 本省筆頭課長
  • 地方財務局長
  • 審議官
  • 本省局長
  • 事務次官:財務官:国税庁長官(ここに来るまで入省から約30年)

そして、一方のノンキャリアはというと、ノンキャリアとして入省した人は、最終的に本省課長クラスまでの出世までしか望めないといわれています。それ以上は、ほぼ全員がキャリア組ということですね。

では、実際その年収にはどのくらいの違いが出てくるのかというと、

まず、ノンキャリアとして最高の出世クラスとされている本省課長は、その年収は約1200万円程度であるといわれています。いや、これだけでもかなりすごいですね。

一方、もしキャリア組として出世を重ねていき、省の中では最高となる「事務次官」にまで上り詰めたとすると、その年収は約3000万円だそうです!すごい!!!

ただ、この事務次官という役職は、キャリア組として入省したとしても、ここまで上り詰めることができる人は本当にごくわずかです。

ちなみに、最近セクハラ疑惑を受けて辞任を表明した福田淳一氏はまさにこの財務省事務次官でしたが、彼はその国家公務員採用総合職試験にあたる試験で、全体の5番で合格したというかなりの秀才です。

ちなみに、東大法学部在学中には「司法試験」にも合格しているそうです。ヤバすぎる…

それなのに、まさかの辞任というのは本当に勿体ないことですね(^-^;

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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