※ケルビンヘルムホルツ?波状の不思議な雲について解説!

普段はそれほど気にすることもないけれど、

空を見上げるとなんとなくいつもそこにある「

その雲は、時に幻想的な風景を見せてくれて、

自然の雄大さを感じさせてくれる。

ただ、そんな雲はいつも同じ形をしているわけではなく、

時には、なんだか普段は中々見かけないような不思議な形の雲が浮かんでいることもありますよね?

そして、そんな中で特に変わった名前がついているのが、

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲

というもの。

何だかすごくかっこいい名前ですが、

今回はそんな不思議な雲について解説します!

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波状の不思議な雲、ケルビンヘルムホルツの不安定性雲とは?

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲は、以下の波状の不思議な形をした雲のことを言います。

こんな不思議な形をした雲で、

そのうえ

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲

なんて名前がついていると、

なんとなく不吉な出来事の前ぶれにみられるものなのかな?

とも思ってしまいますが

実はこの雲の出来事は結構単純なもので、

密度や速さの違う流体がぶつかり合うと、

その境界線でこのような波状の流体の動きが観察されることがわかっています。

例えば、水と油は密度が違うのでコップに入れると2層に別れますが、

その境界面で例えば片方の層を滑らせると、それにつられて層の境界面で層が入り交じり

波状の変異が観察される、というようなイメージです。

その実験動画がありますので、そちらを見てみましょう。

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲を作り出す実験動画

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲は、実験によって比較的簡単に作り出すことができるようです。

例えば、以下の動画がその実際の様子を録画したもの。

この実験では、長い長方形の筒の中に、

赤く着色された気体

透明な気体が入っていて、

赤い気体の方が重いため、それが下にたまっているのがわかりますね。

つまり目には見えませんが、この長方形の中では今

密度の異なる2つの気体が層を成しています。

そして、この長方形の筒を斜めに傾けると

それによって、より重い気体である赤い気体は下の方に移動に移動しようとして、

それによって押し出された透明の空気が、上の方に移動し始めます。

すると、その境界面でずれが生じるため、

筒の上部では、ケルビンヘルムホルツの不安定性が生じているのがわかりますよね。

下の赤い気体が波状に変化しているのがわかります。

このように、比較的小規模なものであれば実験で簡単に作り出せるんですね。

ただ、それが自然界で起こっていることを考えると、やはりすごいなぁ~と思いますね(^-^;

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ケルビンヘルムホルツの不安定性:その名前の由来とは?

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲とは何度聞いてもイカした名前をしていますが、

この名称は、

ケルビン卿という名で親しまれたイギリスの物理学者

ウイリアム・トムソン

という人物と、

ドイツの物理学者、

ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ

という2人の物理学者の名前に由来して名付けられたようです。

ちなみに、ヘルムホルツの本名は

ヘルマン・ルートヴィヒ・フェルディナント・フォン・ヘルムホルツ

とめちゃくちゃ長い(笑)

ただ、この人は、のちに周波数の単位「Hz(ヘルツ)」の名前に用いられることとなった

「ハインリヒ・ヘルツ」の師匠であり、

彼自身、様々な分野で科学の発展に重要な影響を与えたとても優秀な人物として知られています。

まとめ

今回は、稀に見られる不思議な波状の

ケルビンヘルムホルツの不安定性雲

について解説しました。

誰かと歩いているときにもし目撃したら、

ケルビンヘルムホルツの不安定性だ…

と、ぼそっと言うと、

ちょっとかっこいいかもしれない!(笑)

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