※ホーキング博士が死亡、その原因と彼の病気について…

出典:http://i.gzn.jp

本日、現代物理学、宇宙論に多大な影響を与えた人物の1人であるスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士が76歳でその生涯に幕を閉じ、死亡しました。

このホーキング博士は22歳の時に筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)と診断され、以降今日死亡するまで車いすでの生活を余儀なくされていました。

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この病気は、その名前からもわかるように、筋肉の萎縮が起こり、筋力の低下が引き起こされてしまう病気で、発症するとどんどん体の筋力が低下して、次第に歩くことすらできなくなってしまいます。現代医学ではその治療法は確立されておらず、いわば不治の病の1つです。

しかし、ホーキング博士はそのハンデキャップに屈することなく、その持ち前の頭脳を使って、これまで様々な独自の理論を展開し、物理学問、宇宙論に大きな影響を与えた人物になります。

今回の記事では、そんなホーキング博士とはどのような人物だったのか、初めての方にもわかりやすいように詳しくまとめていきたいと思います。

ホーキング博士が患った病気「筋萎縮性側索硬化症」とは?

ホーキング博士は「車いすの天才学者」として非常に有名な方なのですが、そんな彼が20代の時に発症してしまった筋委縮性側索硬化症とは、筋力が低下する病気なのですが、実際は筋肉自体が何らかの影響を受けているわけではありません。

具体的には、そういった筋肉に脳から指令を与えるための運動ニューロン、つまり神経の部分が影響を受けてしまい、その結果脳から筋肉に指令が伝わらなくなってしまうため、筋肉が動かせなくなり、筋力が低下してしまいます。

この病気はおよそ10万人に1人か2人というような割合で発症してしまうものなのですが、その大半は60代以上の高齢者であるため、ホーキング博士のように20代で発症してしまうというのは非常に珍しい症例といえるでしょう。

ちなみに、人工呼吸器をつけなければ数年で死亡してしまうことも珍しくない病気とのことですが、ホーキング博士は76歳まで生きることができたので、そういう意味ではすごい生命力を持っていたといえそうです。

彼は車いすというハンデキャップを背負っていましたが、かつてその名言の1つとして「自分は退屈な会議に出るような時間をとられることもなく、研究に没頭できるためある意味障害に助けられている」というような内容の言葉も残しており、非常に前向きな方であったとも言えます。

しかし、この度ホーキング博士が死亡してしまったというのは、世界的に見ても非常に貴重な存在を失ってしまったといえるでしょう。では、そんな彼がこれまでに残した業績とはいったい何だったのでしょうか?

ホーキング博士が現代科学に与えた影響とは?

出典:https://wired.jp

ホーキング博士は特に宇宙科学に多大な影響を与えた人物であり、彼が提唱した説の中でも特に有名なのが、彼の名前をとって「ホーキング放射」と言われている理論です。

このホーキング放射とは、いわゆるブラックホールは素粒子の放出作用(熱的な)によって徐々にその力を弱めていき、いずれ消滅する、という話であり、その素粒子の放出作用のことをホーキング放射というのです。

簡単にいうと、ブラックホールは蒸発するということを言っているのが、このホーキング放射というものになります。

ホーキング博士は、一般相対性理論に基づく宇宙論に、量子論的重力理論を組み合わせて独自の視点から様々な説を提唱し、現代宇宙科学に大きな影響を与えて一躍有名となりました。ノーベル賞こそとっていませんが、他には様々な賞を受賞しており、ノーベル賞をとっても何らおかしくないほどの人物なのです。

ちなみに、なぜノーベル賞をとれなかったのかというと、彼が提唱したホーキング放射はまだ実証された理論というわけではなく、ノーベル賞の受賞には暗黙の了解として実証された理論の中から選ぶという決まりがあるそうです。しかし、ブラックホールからの熱的な放射を感知するというのはなかなか現実的な話ではありませんし、この先これが確認されるのはまだ先の話になりそうです。

ちなみに、ブラックホールというものがなんだか漠然としたもののように感じる方もいると思いますが、ブラックホールとはいわば重力の塊であり、星が消滅する際に誕生する天体の一種のことを言います。

そもそも私たちが住んでいる地球は、内部で起きている核融合による内からの力と、地表を中心へと引っ張っている重力とが釣り合って存在しています。しかし、その核融合はいずれ終わりを迎えるため、その反応が終わると星全体に重力が一斉にかかるため、星は急激に収縮し、重力だけの存在となるのです。

ちなみに、もし地球がブラックホールになるとするのであれば、その大きさがコインほどの大きさにまで小さくなるとブラックホールになるとされています。これだけ大きな星がコインほどの大きさって、にわかには信じられないですよね(・_・;)

ただ、実際にはブラックホールになるための条件として、地球は質量が足りていないという理由から、地球がブラックホールになることはないとされています。つまり、地球よりももっともっと大きな星が、今説明したような割合で収縮すると、それは重力だけの存在、すなわちブラックホールとなるのです。

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ホーキング博士が死亡した原因とは?

この度ホーキング博士は世界から惜しまれつつも死亡してしまったわけですが、そんな彼が亡くなってしまった原因とはいったい何だったのでしょうか?

これについて調べてみましたところ、ホーキング博士は静かに息を引き取ったというような報道がされていましたので、筋委縮性側索硬化症と闘いながらも、まさに大往生の最後を迎えたようです。

76歳というと健康な方ならもう少し生きてもおかしくないようにも感じますが、20代から発症してしまった難病と闘いながらも、76歳まで生きたというのは本当にすごいことですよね。

そして、そんなハンデを抱えながらもこの世に十分に爪痕を残したホーキング博士は本当に素晴らしい方だと思います。

まとめ

今回の記事では、本日亡くなってしまったホーキング博士について、彼の病気や業績、そして死亡の原因は何だったのかという部分についてまとめました。

難病を抱えながらも前向きに研究に取り組み、独自の理論で世間の注目を集めた車いすの天才科学者。まさにドラマや映画のような話ですが、彼は実在していましたし、世界的に見ても非常に重要な人物が1人いなくなってしまいました。

彼の提唱した理論が本当の意味で日の目を見る日が来るのはまだ先のことになるかもしれませんが、その日が来るのを是非楽しみにしたいと思います。

それでは今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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