三菱東京UFJ銀行は、私も普段利用させていただいている銀行の1つなのですが、
この度、2018年の4月1日より、その三菱東京UFJ銀行は
「三菱UFJ銀行」と名前変更をして引き続き営業を続けることとなりました。
つまり、「東京」という文字が無くなってしまったんですね。
この名前変更について、ご存知なかった方からすると「なんで?」という出来事だと思いますが、
今回の記事では、その理由について詳しく解説していきたいと思います。
また、この名前変更によって起こりうる影響とは何なのか、ということについても詳しくまとめていきたいと思います。
三菱東京UFJ銀行の名前変更はなぜ?理由を解説!

この度、2018年の4月1日から、
「三菱東京UFJ銀行」は、「三菱UFJ銀行」と名前を変更して営業をすることを報告しました。
これについて「なぜ?」と思われた方は多いと思いますが、
その主な理由は、親会社である
「三菱UFJフィナンシャルグループ」とその名前を統一させることで、
そのブランドの知名度のUPを狙うためであるとされています。
また三菱東京UFJ銀行という名前は「長すぎる」として度々苦情が入っていたんだとか。
そのため、こういった経緯を踏まえ今年度からその名前を縮小させたそうです。
確かに、私自身この名前は長いと感じていましたし、この記事をご覧になってくださっている方の中にも同様のことを感じられている方はいらっしゃったのではないかと思います。
一度、銀行口座を書く手続きをする際に「東京三菱UFJ銀行」だっけ?と思ったこともあり、ややこしい名前だなと思いました笑
今回、名前変更ということで正直わかりやすくなっていいなと思っているのですが、そもそもなんでこんなに長い名前なのでしょうか?
三菱東京UF銀行の名前の由来とは?
三菱東京UFJ銀行って長くてわかりにくい名前ですが、このような名前になるまでの経緯をたどってみると、面白い結果がわかりました。
まず、そもそもこの銀行は最初からこのような名前だったのではなく、
もともとは「三菱銀行」と「東京銀行」という2つの銀行でした。
このうち、三菱銀行の設立は1880年にさかのぼり、東京銀行も1946にもともとの媒体が設立されました。
その後、1996年にこの2つが合併、
そしてその名前は「東京三菱銀行」となりました。
そして、その後2006年には、その「東京三菱銀行」と
「UFJ銀行」がさらに合併し、
その合併の名残を残した結果、
名前が「三菱東京UFJ銀行」と長ったらしいものになってしまったのです。笑
ちなみに、UFJ銀行の方は
、2002年、「三和銀行」と「東海銀行」の2つが合併して誕生しました。
このように、三菱東京UFJ銀行の歴史を振り返ってみると、いくつもの銀行が合併したものであるということがわかり面白いですね。
つまり、
- 「三菱銀行」+「東京銀行」=東京三菱銀行
- 「三和銀行」+「東海銀行」=UFJ銀行
- 「東京三菱銀行」+「UFJ銀行」=三菱東京UFJ銀行
というわけですね。
そして、今回は特に合併などがあったわけではありませんが
、先に述べましたように、親会社に名前をそろえ、短く簡潔にわかりやすくするために、名前変更を行った、ということのようです。
名前変更によってどんな影響があるのか?
さて、名前変更によって名前がわかりやすくなるのは結構なことですが、
その名前変更によって、どのような影響が生じるのかというのは利用者からすると大変気になるところですよね。
場合によっては名前変更なんてしなきゃよかったのに、なんてこともあり得そうなので、実際どんな影響があるのか調べてみました。
その結果、
今回の名前変更による影響としては、
特にすぐに何かしなければならないような手続きなどはないようです。
ただ1つ注意しなければならないのは、これから(2018年4月1日以降)三菱東京UFJ銀行の口座に対して他の銀行などから振り込みをする場合には、
名前は新しい方の「三菱UFJ銀行」にて振り込みをしなければならないということです。
当たり前のことですが、うっかり古い方の名前でやってしまう方もいるかもしれませんので、気を付けるようにしましょう。
なお、もし旧銀行名で振り込んでしまった場合でも、
2018年の6月29日までは新しい銀行名に読み替えて入金していただけたようです。
ただ、現在はもうその期間を過ぎていますので、新しい銀行名で振り込む必要があります。
新しい方の名前がしっくりするまでには少々時間がかかるかもしれませんが、
キャッシュカードなども今まで通り使用できるそうなので、そんなに気にする必要もないかもしれません。
何かの書類などに銀行の名前などを書く場合には「東京」が取れたということを思い出すようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、「三菱東京UFJ銀行」の名前変更があったということで、
その理由はなぜなのか、どのような影響があるのかということについて詳しくまとめました。
名前が新しく「三菱UFJ銀行」になったということで、確かにわかりやすくなりましたね。
しかし、普段から利用している方の中には、逆に混乱してしまう方もいるんじゃないかなと思いました。
ただ、実はこの社名の変更においては会社内部でも意見が割れたらしく、
最初は、三菱という名前さえも無くし、
「MUFJ銀行」に変更するという案も出たそうです。
しかし、それに対する反発意見も多く、
この当時頭取を務められていた小山田隆氏は、
その時の心労が原因となり、1年余りで頭取を退任してしまったとも噂されています。
とにもかくにも、これが定着するまでには、まだ少々時間がかかりそうですね。
皆さんも、銀行名を書く時にうっかり昔の名残で間違えないように気を付けるようにしましょう。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)
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