※元号(年号)は天皇が決める?決める人は誰なのか詳しく解説!

2017年の12月8日、天皇の生前退位の儀式が2019年の4月30日に行われることが決定しましたが、

その次の日、すなわち5月1日には現在の皇太子さまが天皇に即位されます。

これに伴い、現在まで使用されてきている「平成」という元号(年号)はまた新たなものに切り替わるということになるのですが、

その元号が次は何になるのか、というのは非常に気になるところですよね(*^-^*)

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しかし、残念ながらこれについてはまだ今のところはまだ明らかにされていないのですが、

元号が何になるのかというところでもう1つ、そもそも、元号を決める人は誰なのかということが気になる方も少なくないでしょう。

天皇が決めると思われている方もいるようなのですが、はたしてどうなのでしょうか?

ということで今回の記事では、元号(年号)を決める人はいったい誰なのか、どのような経緯で決められるのかということについて詳しくまとめていきたいと思います。

元号(年号)を決める人は誰?天皇が決めるって本当?

元号(年号)は、その後数十年にわたって使用される非常に重要な「年につける称号」のことを言いますが、

今回、30歳までの方は、この度初めてその元号の切り替わりを体験することになります。

ということで、特に若者にとっては今回の元号の切り替わりについてちょっとドキドキしている方もいるのではないかと思いますが、

そもそも、その元号とはいったいどうやって決まるのか、決める人は誰なのかと感じている方もいらっしゃるでしょう。

天皇が決めると思っている方もいるようですが、実際どうなのでしょうか。

というわけでその元号の決め方について詳しく調査をしてみたのですが、

結論から言うと、元号を決めるのって、すっごく大変な手順を踏まなければならないんです…!

なので、天皇が好きなのを考えて、これ!って感じで簡単に決まるものではないんですね。

というわけで、現在の平成が決まった時の手順を参考に、元号の決め方についてみていきましょう。

まずは候補を募る!発案できるのは、国文学、東洋史などに詳しい専門家!

私たちにとって今やおなじみの「平成」という元号は、

「史記」に記載されている「内平らかに外成る」という言葉や、孔子によって書かれた「書経(しょきょう)」の中の言葉「地平らかに、天成る」などを考慮したうえで、東洋史学者であり、東大名誉教授であった山本達郎氏が提案しました。

このように、元号を決める上では、

  1. まずは内閣の方から数人の有識者に発案を委任し、それぞれが数個の候補を提案するところから始まり、
  2. その後、出された案の中から、内閣官房長官が選定を行います。
  3. そして、閣議にて詳しい協議が行われ、
  4. さらに、その後国民を代表する形で参議院衆議院両方の意見を聞き、
  5. 再び閣議にて最終的な決定が下される

という流れになっています。

というわけで、この流れを見ていただければわかると思いますが、この中に特に天皇の意志というものは含まれていません。

つまり、天皇が決める、というのは間違いなんですね。

また、決める人は誰か、というのは「発案者」というとらえ方もできますが、

もっと広い意味で考えれば、内閣の協議によって、さまざま意見を聞いたうえでその総意によって決まるという風に考えると良いのではないかと思います。

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元号を決める上でのルールとは?

むこう数十年にわたって使用していくことになる元号(年号)ですが、実はこれを決める上ではいくつかのルールが定められています。

例えば、特に大事なのが漢字2文字であるということ。確かに、元号といえば2文字というのはなんとなく皆さんも感じていることだと思います。

しかし、実は奈良時代には漢字4文字の元号が使われていた時期が約26年間あります。例えば、その始まりは「天平感宝」というものでした。(西暦749年~)

天平という時代が終わり、天平感宝という元号になったのですが、この4文字の元号というのは、女性として天皇に即位された孝謙天皇がつけたものだそうで、なんでも中国唯一の女帝である則天武后が、漢字4字の元号を使用したことを真似たものなんだそうです。

さて、話がそれましたが、現代ではそんな奇抜な人はいないわけで、2文字で決めるのがルールとなっています。そして、これも含め、元号を決めるためには以下のようなルールにのっとる必要があります。

  1. 漢字2文字であること
  2. 国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。
  3. 書きやすいこと
  4. 読みやすいこと
  5. これまでに元号、または贈り名(諡号:しごう)として用いられたものではないこと
  6. 俗用されているものでないこと

とくに、5と6の部分は非常に重要になってくるのですが、5の贈り名(諡号)というのは、天皇などの貴人(位が高い人)の死後に、生前の業績を讃えて贈られる名前のことを言うそうです。ちなみに、諡号の「諡」という文字で「おくりな」と読みます。

そして、6の方も大変で、例えば「平成」という元号に決めるためには、その2文字がこれまでに世間で使用されたものではないかどうかということを詳しく調査しなければならないんです。

今ではネットも普及していますし、わりと調べやすいことは間違いありませんが、実は今の「平成」という元号は、これが決まってから、のちにこの言葉がかつて使われていたことが発覚したそうです。

それが、江戸時代にまでさかのぼるとわかるそうなのですが、現在の岐阜県の下之保村(しものほむら)という場所は、江戸時代「平成」と書いて「へなり」と呼ぶ地域だったそうで、地域名についてもよく調べたそうですが、見落としてしまったようです。

これを聞くと、元号を決めるのってすっごく大変だな…というのがよくわかりますよね。

まとめ

今回の記事では、天皇の生前退位に伴い間もなく元号(年号)が変わるということで、その元号を決める人はなのか、どうやって決めるのかというあたりについて詳しく解説しました。

天皇が決める、もしくは天皇の意見を聞くと思っていた方も中にはいるのではないかと思いますが、実は元号を決める上では天皇はあまり関係してこないんですね。

また、漢字2文字というのはなんとなくわかりますが、その他にも色々なルールがあるということもわかりましたね。

今後、どのような元号になるのかはまだわかりませんが、新たな情報を情報を楽しみに待ちたいと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!(*^-^*)

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