※東京オリンピック効果による外国人観光客増加の見込みはどのくらい?

東京オリンピックの開催まで、残すところあとわずか2年というところまで来ていますが、

そんな東京オリンピック、我々日本人にとって嬉しい部分もあれば、ちょっと不安だという方も中にはいるでしょう。

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特に、東京近郊で働いており、開催期間中も仕事などで公共交通機関を利用しなければならないという方にとっては、外国人観光客の増加などによってそれらの機関が利用しづらくなることが予想されますので、どうなるんだろうと不安な方もいると思います。

ということで今回の記事では、じゃあいったいその2020年には、外国人観光客の増加はどのくらいの見込みがされているのかということについて詳しくまとめていきたいと思います。

東京オリンピック効果による外国人観光客増加の見込みはどのくらい?

東京オリンピックの開催が決定したのが2013年の9月。それからもうすでに5年余りが経過しているのですが、

皆さんはそもそもこの数年間で外国人観光客の数は年々増加しているということをご存知ですか?

最近「爆買い中国人」なんていう言葉が流行るほど訪日する外国人観光客の割合が増えてきているのですが、具体的には、以下のグラフで示されるようにその数は年々増加の一途をたどっているんです。

どうですか?ちょうど東京オリンピックの開催が決まったあたりから、年々その外国人観光客数の数は増加傾向にあるということがわかりますよね?

さて、ではここで、2020年の外国人観光客数はどのような見込みが出ているのかというと、

矢野経済研究所の予想によると、その数はおよそ3679万人に上るとされています。

ちなみに、この矢野経済研究所がこの予測を立てたのが2015年のことで、その際2016年は2467万人、2017年には2822万人という予想をたてていますが、この見込みは先ほどの実際の観光客数と比較しても非常に近い値なので、予想されている2020年の観光客数もある程度は信頼できるものであるといえます。

ちなみに、具体的にまとめると、その矢野経済研究所は2015年時点では

  • 2016:2467万人
  • 2017:2822万人
  • 2018:3086万人
  • 2019:3248万人
  • 2020:3679万人

という予測を立てており、これを見ていただければわかりますが、決して2020年に劇的にその外国人観光客数が増えるというわけではないんですね。

ただ、もちろんオリンピック開催中は外国人の観戦者も増えますが、どちらかというと圧倒的に日本人が東京に押し寄せ、それによる公共交通機関の混雑が予想されるようです。

しかし、外国人も増えるのは間違いありませんので、そのあたりから生じるトラブルなどには巻き込まれないように是非気を付けたいところですね。2016年のリオオリンピックでは、イスラム国に感化された10人がテロを計画し逮捕されるという事件もありましたが、東京オリンピックではそのあたりの対策をしっかりと行っていただきたいと思います。

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なぜ近年外国人観光客数が増加しているのか?

さて、先ほどの見込みを見ていただければわかりますように、日本に来る外国人観光客は、オリンピックの時だけドバっと増えるのではなく、年々増加しているという背景があるんです。つまり、オリンピック効果だけがすべてではないということです。

では、これはいったいどうしてなのかというあたりが気になりますが、その理由としては主に次のようなものが挙げられます。

円安

近年、円安が進行していたことによって、外国人にとっては費用を安く抑えられるようになったということがまず1つの理由として挙げられます。

円安を簡単に説明すると、例えば昨日は1ドル=100円で取引されていたのに、今日になったら1ドル=110円になっていたという場合は、これはまさに円安です。1ドルで110円が交換できてしまうのは、つまり円の価値が安くなってしまったということ。そのためこれを円安といいます。

つまり、より安い値段で日本で利用できるお金を実質多く得られるということになり、外国人にとっては旅行費用を抑えられるというメリットがあるんですね。日本では、アベノミクスなどの政策によって円安が進行していたのです。

そして、中国の「元」と日本の「円」の為替レートもここ数年円安が進行し、中国人にとってはかなり嬉しい状況が続いていました。そのため、爆買い中国人といわれたように富裕層の来日が増えていたのです。

ビザ要件の緩和

ここ数年の間に、日本はビザ要件の緩和に尽力していたということも1つの理由として挙げられます。これによりビザの取得が簡単になり、日本に来やすくなったので、特に先ほど言ったような中国人などのアジアから来日する観光客が急増したのです。

このビザの緩和には、単純に経済を潤すということ以外にも、日本に対する理解を深めてもらおうとする狙いがあります。

LCCの就航

また、外国人観光客増加を後押しする1つの理由として、LCCの就航も挙げられます。LCCとは「Low-cost carrier」の略、つまり格安航空会社のことです。

円安とLCCの利用、この2つが旅費の抑制に大きく作用します。

また、近年では原油価格の下落によって大手航空会社の運賃も下がり、それがまた後押しになっているという背景もありました。特に2014年から2015年にかけてはかなり下がりましたね。

日本への興味関心を持つ人が増えた

日本への外国人観光客が増えた理由として、重要なのはやはりここでしょう。まだまだ日本についてよく知らない国も多くありますが、関心を持つ方が増えているのは事実です。

最近では、「寿司」という日本独自の食文化も広く知られるようになりましたし、日本発祥の人気の漫画やアニメが世界に広く配信されていることも皆さんご存知のはず。

さらに、2020年のオリンピック開催が決定し、そういった様々な要因が近年の外国人観光客の増加に絡んでいるといえます。

まとめ

今回の記事では、2020年に行われる東京オリンピック、その効果によっていったいどのくらいの外国人観光客の訪日が予想されるのか、その見込みについてまとめました。

今回の記事を読んでいただければわかりますように、近年のその増加は必ずしもオリンピック効果だけというわけではありません。

しかし、もちろんその世界の平和を願う祭典の開催地として選ばれたというのは、世界の注目を集める大きな理由の1つになったことも間違いありません。

日本としては、そのオリンピック開催後も長きにわたり観光客数をのばしていけるのかというところが重要になってきます。ただ、国内の観光をしたい方にとっては外国人が増えるのはあまりうれしいことではありませんが…笑

というわけで今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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