
東京オリンピックの開催まで残すところあとわずか2年ですが、
先月2018年3月28日には、その東京オリンピックのボランティアの募集要項案も発表され、様々なところでそのオリンピック開催に向けての動きというものがみられるようになってきました。
というわけで、そんなオリンピックを心待ちにしている方も多いと思うのですが、
中には、開会式に出席したいという方も大勢いらっしゃると思います。
近年、オリンピックの開会式は、人の動きと映像技術を融合させた見事な演出が話題となり、年々そのクオリティも素晴らしいものになってきていますが、今度の東京オリンピックもきっと素晴らしい演出がされると思いますので、それを生で見てみたいと思う気持ちはよくわかります。
しかし、世界各国から人が集まる祭典の開会式ですから、
その価格がいくらくらいになるのかというところが非常に気になるところですよね…!
ということで今回の記事では、そんな東京オリンピック開会式のチケットの価格の最新情報についてまとめますとともに、
過去に起きたチケットをめぐるトラブルなどについてまとめていきたいと思います。
目次
東京オリンピック開会式の日程とチケット価格がこちら!

まず、東京オリンピック、およびパラリンピックは以下の日程で行われることになっているのですが、
- オリンピック競技大会:2020年7月24日(金)~8月9日(日)(17日間)
- パラリンピック競技大会:2020年8月25日(火)~9月6日(日)(13日間)
その東京オリンピックのチケット販売は、開会式や競技すべて含め。
2019年の春ごろに開始が予定されています。
ちなみに、オリンピックのチケットはその開催国に多く割り振られることになっており、
前回のリオオリンピックでは、すべてのチケットの総数が750万枚であったのに対し、そのうち450万枚がブラジルの方々に割り振られました。
そして、今回東京オリンピックではチケットの総数が780万枚になる見通しとなっていますので、
うち500万枚程度が日本の方々のために割り当てられるのではないかと考えられます。
さて、そんなオリンピックの開会式のチケット価格ですが、
- 最低価格が「12,000円」
- 最高価格は「300,000円」
になる予定となっています。
一生に一度見られるかどうかの貴重な祭典ですが、30万円という価格は少々購入をためらってしまう価格ですね…。
ただ、本当に良い席で見たい方も沢山いると思いますので、おそらくすぐに売り切れてしまうでしょう。
また、開会式ではなく、一般の競技の方のチケット価格は、
- 最低価格が「2,500円」
- 最高価格が「130,000円」
になる見込みとなっています。
ただ、チケット全体の半分以上が8,000円以下での購入が可能となっていますので、そう考えると安いですよね。
ちなみに、その価格の詳しい詳細や、パラリンピックのチケット価格に関する情報などは、
こちらのページを参考にしてください。
1964年の東京オリンピック、開会式のチケットの倍率は脅威の87倍…!

今回、東京でオリンピックが行われるということはほとんどの方にとって初めての体験だと思うのですが、
そんな夏季の東京オリンピック、過去には1964年にも行われたことがあるということは皆さんもご存知ですよね?
その東京オリンピックでは、インドネシア、北朝鮮が開会式前日に不参加届を提出し、ボイコットをするなどのひと騒動あったのですが、
最終的には94の国と地域の方々が参加されました。
ちなみに、その北朝鮮のボイコットの経緯については以下の記事をご覧ください。
また、2016年のリオオリンピックでは、合計で206もの国と地域が大会に参加されており、
ここ数十年の間にオリンピックの輪がいかに世界に広まったかということがよくわかりますね。
さて、そんな約50年前の東京オリンピックなんですが、その際は3万200枚の総数に対し、262万8130もの応募があり、
開会式のチケットの倍率は驚異の約87倍ということになったそうです。すさまじいですね…!
今回はさらに多くの方がその応募をされるのではないかと思いますし、
ある理由から応募総数はさらに増えるのではないかと思います。
リオオリンピックでは、転売によって業者が摘発される事態に!

近年、日本でも転売行為が何かと問題として取り上げられていますが、
特に任天堂switchの転売行為はひどかったですね。
販売されるとすぐに転売屋が買い取り、正規価格より1万円以上高い値段でネット上で取引されていました。
そして、2016年のリオデジャネイロオリンピックでも、そういった転売行為が、なんと組織ぐるみで行われていました。
4600レアル(約15万円)のチケットが
なんと3万8千レアル…
日本円に換算すると約124万円で取引されていたんだとか。
他にも、開会式のチケットなどを80万円以上で取引する業者などが現れ、ブラジル警察はこれを摘発。
こういった取引に使用された2000枚以上ものチケットが無効にされるというような事態が発生しました。
こういう経緯があるため、もし東京オリンピックで開会式のチケットが正規のルートで手に入らなくても、転売されているものを買い取るのはやめたほうが良いでしょう。
また、こういった転売行為に関する対策ももちろん行われるのでしょうけれども、
そうはいってもやはり転売する個人、業者が現れる可能性は非常に高いと考えられます。これが応募数が増えるであろう理由です。
ネット社会ではなく、今の2分の1以下の参加国で行われた50年以上前の東京オリンピックでさえ、そのチケットの倍率が87倍になるわけですから、今回もかなりの倍率が予想されそうですね。
まとめ
今回の記事では、2020年に行われる東京オリンピックにおける、
開会式のチケット価格はいくらになるのかということについて詳しくまとめさせていただきました。
東京オリンピックの開催には賛否両論がありましたが、
やはり自国開催で行われるということは、その会場に足を運びやすいということが大きなメリットであるのは事実です。
今のうちから絶対に会場に行きたいと思っている方もいると思いますし、
チケットの販売等に関する情報は早めによくチェックしておくようにしましょう(^^)
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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