【2018】落雷による死亡事故、年間の件数はいくつ?

自然災害にもいくつかありますが、

その中で一瞬で人の命を奪う可能性がある

落雷」は、特に注意するべきものの1つです。

もしも雷が私たちを襲ってきたら、私たちには逃げようがありません。秒速150kmもの速さを誇るすさまじい電撃が、一瞬にして体の感覚を奪います。

雷雲の速さは時速10km~40kmもあるため、まだ音が遠いからと言って外に出ることは非常に危険です。たとえまだ離れていると感じたり、もう過ぎ去ったと感じても、外にでた瞬間にいきなり落雷に襲われる事故は何件も発生しています。

そんな落雷は日本だけではなく、世界中で死亡事故の原因になっていますが、果たしてその年間の件数はどれほどのものになるのか、

落雷によって人が命を落としてしまうメカニズムと併せて詳しくまとめます。

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落雷によって死亡する事故、年間の件数は?

日本の中でも地域によって落雷が発生する回数はまるで違ってきますが、

警視庁が過去に発表した統計によると、

1994年~2003年の間における日本の落雷事故の件数は平均して

年間約20件であり、

その内13.8人の方が死亡しています。

平均ですので、年によって多い年もあれば、少ない年もあります。

重要なのは、その落雷の被害に会い、

死亡する確率が約70%もあるということ。

ちなみに、落雷の被害にあうケースには、

  • グラウンドで試合中
  • 登山中
  • 釣りを楽しんでいる最中

などなど、様々なケースが存在しています。

急に雷雲が発達してくると、もし近くに雨宿りができる木があれば、多くの方は木の陰に避難しようと考えてしまうと思いますが、

もしその木に雷が落ちてしまうと、雷はその木から人間の方へ移ってきてしまう場合があります。

これを「側撃雷」と呼ぶのですが、

この側撃雷もまた命を落とす原因となり、日本ではこのケースによって死亡する例が多いと指摘されています。

ちなみに、日本におけるこの70%という値は非常に大きなもので、

世界規模で考えると、その落雷によって死亡する確率は、

約30%程度にとどまります。

ちなみに、年間の事故の件数は日本だと20件ほどですが、

世界だと、把握されている限りでは年間約1000件ほどです。

うち、30%ほどが死亡しているということになりますので

単純に計算すると、年間300人程度の方々が平均して亡くなっているということになります。

ただ、発展途上国などでは確認されていない例が少なからず存在しているでしょう。

しかしここで重要なのは、

落雷に打たれても、100%死亡するわけではないということです。

これは一体なぜなのでしょうか?

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落雷によって死亡するメカニズムとは?

落雷によって生じる電流の値は、

家庭用のコンセントから得られる電流値の上限

15A(アンペア)を大きく上回る

1000~20万Aです。

ちなみに人間は、たった0.1Aの電流が走っただけでも、高い確率で死亡してしまいます。

しかしながら、落雷に打たれた場合でも、なぜかその被害者のうち助かる方も少なからずいるというのは不思議なことですよね?普通なら、破裂したり黒焦げになって死亡してしまいそうなものです。

しかし人間は、比較的電気を通しやすい性質があり、かつ落雷によって電気が供給されるのは一瞬の出来事であるため、運が良ければ助かる可能性があります。

例えば落雷の被害にあっても命が助かるケースでは、その多くが雷が体表面を通り、内臓を傷つけずに地面から逃げて行った場合です。

しかし、それでもその一瞬の間に雷が熱に変わり、体の表面の雷撃が走った部位にやけどが生じることもあります。

そして、落雷によって死亡するのは、その電撃が体の内部を通り、脳や心臓などの重要な臓器に甚大な被害を及ぼしてしまった場合です。

例えば私たちの心臓は、微弱な電流刺激によって常に一定のリズムを刻んでいますが、そこにそれを上回る電流が走ると、一瞬のうちに心臓が止まり、生命活動を維持できなくなってしまいます。

しかしながら、心臓はそういった衝撃を受けても再び動きだすケースも珍しいことではありません。これは医療現場で電気による心臓マッサージの例を考えていただければ想像しやすいでしょう。

ただ、そういったケースでも、その電撃によって呼吸中枢に麻痺が生じ、心臓は動いても、呼吸ができずに死亡してしまうケースも確認されています。

また、世界では約70%の方が助かっているといいましたが、そのうち約70%においては後遺症が残ります。温度の感覚が麻痺したり、臓器の機能が低下したり、感情に作用したりなど、後遺症の例は様々です。

また、脳に電流が走れば脳出血などを起こす場合もあります。

落雷の被害に会い、ほぼ無傷で済むというのは、かなり運が良いケースなのです。

落雷で木が爆発するのはなぜか?

落雷は時にその落下地点にある物体にすさまじい衝撃を与えます。

建物が崩れたり、木が倒れたりする原因になるのです。

例えば以下の映像は、まさにその木が落雷によって倒れてしまう映像です。

すさまじい爆音とともに木が破裂、間もなくして折れた先端部分が落ちてきてしまいます。
音量が大きいので下げてからご覧ください。

しかし、これは木が電気を通しにくい性質であるがゆえに起こる現象で、人がこのように真っ二つに裂けるということは通常起こりません。

具体的には、木はもしそれが先端部分に直撃すると、それが地面に逃げる前に内部で熱へと変換され、それが木の内側の水分を急膨張させることによって爆発が起こり、内側から破壊されてしまうのです。

このように、エネルギーの変換は自然界で頻繁に起こっていることであり、例えば雷は、その電気エネルギーを、光エネルギーや音エネルギーとして周りにまき散らします。

そしてもちろん熱エネルギーにも変わります。

ただ、もちろん破裂はしなくても、人に落ちれば内臓がやけどを起こす可能性は十分に考えられます。心臓が焼けてしまえば、即死は免れられません。

そのためもしも雷が鳴り始めたら、外に出ないか、急いで建物内に避難するようにしましょう。

くれぐれも、木の下に避難しないように気を付けてくださいね…!

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