※金星に人類が移住できる可能性は?

太陽のような光り輝く星「恒星」が持つ強力な重力に引き付けられながら、

その周りを公転する星を「惑星」と呼びますが、

私たち人類は、その太陽が抱える惑星の1つである「地球」に住んでいますよね。

ただ、太陽が抱える惑星には、地球を含めて計8つの惑星が存在しています。

それが、「太陽系」の惑星たちです。

この太陽系に属する惑星は、近い方から順に

  1. 水星
  2. 金星
  3. 地球
  4. 火星
  5. 木星
  6. 土星
  7. 天王星
  8. 海王星

となっていますが、その地球よりも1つ内側に存在するのが、

今回注目したい「金星」です。

では、お隣に存在する金星に我々人類が移住することはできるのでしょうか。

今回の記事ではその金星の特徴や、移住の可能性について解説します。

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人類は金星に移住できるの?その可能性はどのくらい?

結論から申し上げますと、人類が金星に移住できるかどうかというのは、可能性としては限りなく低いです。

もし、それが地球と同じように、大地の上に住むということであれば、それはほぼ不可能だと考えてください。というのも、金星はその表面温度が最高で500℃近くにもなる、超灼熱の大地が広がる星だからです。

そのため、もし人類が金星に移住できるとすれば、

それは上空です。

太陽光によりエネルギーを作り出し、巨大なプロペラによって上空に滞在できる都市を作ることができれば、人類は金星に移住することが理論的には可能です。

具体的には、金星は上空50Km以上になると、その気温や気圧は地球とほぼ同じになるため、その高度であれば人類も住むことができる可能性はあります。

ただ、そこまでの技術を人類が獲得するのはまだまだ先のことでしょうし、他の星に移住するのであれば、火星に移住する方がまだ現実的です。

火星は、金星とはうって変わって今度はその平均気温が-43℃という超低温の星ですが、その開拓次第ではその大地を暖め、凍り付いた水を液体に変えていくことによって、植物を育てることも可能になると考えられています。

ちなみにその火星は、地球に比べると100分の1以下の大気しか存在していないため、十分な温室効果を得られないことがその低温になっている1つの原因です。

金星が超高温になる理由

その星が高温になるかどうかというのは、単純に太陽からの距離だけで決まるわけではありません。

例えば、「金星」「地球」「火星」はその太陽からの距離に応じて温度が低くなる傾向にありますが、実は金星よりももっと太陽に近い場所にある「水星」は、それより離れた場所にある「金星」よりも温度が低いのです。

では、これは一体どうしてかというと、その大きな理由の1つとなっているのが、先ほどちらっと説明した

温室効果」なのです。

というのも、火星は地球に比べて大気が薄いといいましたが、金星は逆に地球よりも90倍もの大気圧になるほどの分厚い大気によって覆われています。

なので、上空50Kmでやっと地球とほぼ同じ大気圧になるのです。

そして、その分厚い大気があるために、その星を温めた熱が大気を通って宇宙に逃げていくことができず、熱がこもり、結果として星が異常に温められてしまいます。

太陽に近づくほど温度は熱くなり、太陽から遠ざかるほど温度は低くなるというのは当然そうなのですが、それ以外に大気による温室効果というものが1つ重要なポイントなんですね。

そう考えると、地球は太陽から程よい距離にあり、程よい大気に覆われていたことが、生命の誕生できるちょうど良い条件を生み出すことができた理由の1つであるといえます。

ただ、逆にこのまま地球温暖化が進んでいけば、地球が行きつく先は、金星のような灼熱の星なのかもしれません。

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地球の水はいつかなくなる?

地球温暖化によって南極の氷が溶け、水位が上昇して陸地が少なくなるということを耳にしたことがある方も多いと思いますが、

それとは逆に、最新の研究から、この地球上の水はここ数億年以内に無くなってしまう可能性があると指摘されています。

地球は約46億年前に誕生し、それから約10億年程度の時間かけて徐々に海ができていきました。

それから36億年間、海は様々な生命の住処となり、我々のおおもとの祖先であるアメーバのような生物も、その海が出来上がっていく途中の段階で海中で誕生したと考えれています。

そして、今でも我々人類は海なくして生きていくことはできないということは容易に想像がつきますが、

なんとその海水は、年間で23億トンもの量が減っているというのです。

小学校にある25メートルプールの水の容量が大体500トン前後なので、ざっと計算するとそのプールの容量の約500万杯分くらいの水が地球上から消えているというのです。これには驚きですよね。

そして、その原因となっているのが、プレート同士の動きのずれによって、プレートの一部が地中に潜り込む際に、水も一緒に地底へと引きずり込まれてしまうことです。

その一部はマグマとともに地上へと噴出されるそうですが、その量は地中へ引きずり込まれる量に比べると非常に少ないことが分かってきています。

地球は今後数十億年、太陽が寿命を迎える約50億年先までは住めるものかと思われましたが、もしかするとそれよりももっと早く、地上から水が無くなり、まさに「金星」のようになって、人類が住めない星になってしまう日が来るかもしれません。

実は金星は地球によく似ている?

今回の記事では、金星はその地上に住める可能性はほぼあり得ないという話をしましたが。実は金星には1つ、地球と非常に似ている部分があります。

それが、金星が持つ「重力」です。

金星は地球とほぼ同じサイズで、その重力は地球の約90%と言われています。

つまり、地球で体重が50Kgの人は、金星に行くと体重が45Kgに感じるということですね。何だか少し体が軽いな、と感じることでしょう。

実は、これは非常に大きなメリットで、移住できるものなら、人類は金星に住むべきだといえます。

というのも、火星はその重力が地球のわずか3分の1程度しかありませんので、地球で50Kgの人は、火星に行くと体重15Kg前後にしか感じることができず、

これはまだ良いとしても、逆に火星に住むことに慣れてしまった人は、地球に来ると立ち上がることすらできないでしょう。

いつか人類が火星を開拓したときに、この重力の壁というものは非常にネックな存在になるでしょうね(^-^;

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