※ダイオウイカを展示している日本の水族館は?生きたままの個体は?

ヨーロッパの神話に登場する「クラーケン」のモデルになったとも言われ、現在もその生態はまだまだ謎に包まれている深海の巨大生物「ダイオウイカ

その体長は、大きなものだと18mになるとも言われており、そのような巨大な個体と海で出会ってしまったらひとたまりもありませんね。

ダイオウイカの吸盤にはのこぎり状の固い歯が並んでおり、嘴(くちばし)も非常に大きくて鋭いため、噛みつかれたらタダではすみません…!(・_・;)

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ちなみにこのダイオウイカの特に注目すべきはその「目玉」で、なんとその大きさは生物界で1番なんだとか。暗い深海でも周りがよく見えるように、大きく発達したのではないかといわれています。

さて、そんなダイオウイカですが、なんだか度々どこかの漁港で見つかったとか、泳いでいるのが見つかったとかニュースになりますが、結局これを、生きたまま展示している水族館は日本にないのかと思い、調査しました。

ということで今回の記事では、そんなダイオウイカについて詳しくまとめていきたいと思います。

目次

ダイオウイカを展示している日本の水族館はどこ?生きたままの個体はいるの?

ダイオウイカみたいな謎に包まれた巨大生物って、本当に人をワクワクさせるような存在ですよね(*^-^*)

私は、そういう深海の巨大生物とか、数百年生きているサメが見つかったとか、規格外にでかくなりすぎたワニが見つかったとか、そういう話が大好きなので、このダイオウイカもできればいつか生で見てみたいと常々思っています。

ということで、じゃあそのダイオウイカを生で見ることができる水族館はないのか、と詳しく調べてみたのですが、

残念ながら、そのダイオウイカを生きたままの状態で展示している水族館は、今のところは日本どころか、まだ世界のどこにもないということがわかりました。

しかし、このダイオウイカを標本の状態で展示している水族館は日本国内にもありました!それが、以下の3つの水族館です。

  • 国立科学博物館(東京都)
  • 鴨川シーワールド(千葉県)
  • 沖縄美ら海水族館(沖縄県)

ちなみに、このうち美ら海水族館のダイオウイカの標本はこちら

標本でも迫力がありますよね!

気になる方は是非足を運んでみてください(*^-^*)

ダイオウイカの卵の大きさは?…

記事の冒頭でダイオウイカについてその生態をまあまあ説明してしまいましたが(笑)、

ダイオウイカについて今わかっていることだけでも、そうだったの!?という情報はまだあります。

そんな中でも、特に驚きなのが、そのダイオウイカの卵の大きさです。

最初にも申し上げましたように、このダイオウイカは最大で18mにもなるといわれているのですが、

実は、その卵の大きさはなんとわずか1mm程度なんだそうです。

いや、ちっさ!!!笑

もし最大である18mになるなんてことになったら、単純計算すると1万8000倍の大きさになるってことですよね。やばいやばいやばい笑

という訳で、ダイオウイカも決して生まれた時からまあまあ大きなサイズという訳ではないのですが、

実は日本では過去に、そのダイオウイカの生後1年程度とみられる個体が捕獲され、神奈川県の三浦市の水族館で展示されました。

この動画の中で説明されていますように、この生後1年に満たないとみられる個体は、その体長は1.26mあ程度です。本当にまだまだ子供といった感じですね。ちょっと大きいイカという感じです。

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ダイオウイカの生態はまだまだ謎に包まれている

ダイオウイカは、ここ最近ではなんとなく頻繁にニュースになっているようにも感じますし、その生態についても色々わかってきていることが多いようにも感じられますが、

実はこのダイオウイカ、その生きた個体が深海で泳いでいる映像が世界で初めて撮影されたのは、なんと2013年!まだたった5年前の出来事なんです。

ちなみに、その映像が撮影されたのは日本の小笠原諸島沖の海域で、日本の調査チームが初めてその撮影に成功したのです。日本すごい!笑

また、2015年12月24日には、富山県の船溜りにダイオウイカが迷い込んでいるのが見つかり、地元のダイバーがそのダイオウイカの泳いでいる姿の撮影に成功しています。

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このダイオウイカは体長およそ4mで、貴重な生きた個体ですが、特に捕獲することもなく、その後また深海へと帰っていったようです。

という訳で、実はダイオウイカの研究は、まだまだ始まったばかりといっても良い状態。その詳しい生態が明らかになるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

まとめ

今回の記事では、ダイオウイカを展示している日本の水族館に関する情報や、その生態についてまとめました。

このダイオウイカは、その天敵はマッコウクジラであるといわれています。このマッコウクジラも、特にオスの個体は最大で18m程度になるといわれる巨大生物です。

実際、天敵というくらいなので、このマッコウクジラは私たちの知らないところ、すなわち深海の世界で、かなりこのダイオウイカを食べているようです。ダイオウイカもでかいのにビビらないのかよと思いますが、その大きな口で丸のみするようです。

しかし、噛みつかれたダイオウイカは必至で抵抗をするため、その吸盤で噛みついた後などがよくマッコウクジラの皮膚に残っているんだそうです。

恐るべし深海の世界。人間なんかそんなところに行ったらひとたまりもありませんね。そもそも水圧が強すぎて行けませんが笑

という訳で、ダイオウイカの話題はこれから先もまだまだ特集されることになりそうです。ダイオウイカの生態が解き明かされていくのを楽しみに待ちましょう!(*^-^*)

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