【2018】人工知能の発達によって近い未来に消える仕事とは?

最近、何かと話題になっている「人工知能

この技術の開発が進んでいけば、ゆくゆくは我々の生活における掃除や洗濯、果ては料理に至るまでそれらをロボットに任せられるようになり、車もよりハイテク化し、いつか運転の必要性はなくなるとさえ考えられています。

しかし、そのように世の中が便利になっていく一方で、そういった技術の発展を嬉しく思っていない方もいるのではないでしょうか?

というのも、この人工知能は近い未来にその多くの仕事を人々から奪ってしまうと考えられているので、そうなったとき、実際にその仕事に就こうと思っている方、まだ働き盛りの年齢なのに仕事を奪われてしまった方はたまったものではありません。

そこで今回の記事では、その近い未来に無くなってしまう仕事と、これから就職活動を迎える方には是非考えておいてほしい、未来でもまだ生き残っている仕事についてまとめていきます。

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目次

人工知能によって近い未来に消えてしまう仕事とは?

人工知能によって仕事が減るというのは、これはもはや1つの宿命です。

まるで他人ごとのように聞こえるかもしれませんが、その発達によっていったいどれだけの人が職を失うことになるのか、というのは計り知れません。

例えば、今や難しい計算はすべて電卓に任せられるようになりましたし、それはもはやスマホの1つのありふれた機能に過ぎないものですが、

電卓が登場した1960年代、その電卓は今よりもはるかに機能が劣るにも関わらず、重量が15Kg以上もあり、車1台に匹敵するほど高価格な超高級品でした。

それが、わずか半世紀余りで手のひらサイズにまで縮小し、果てには携帯電話の1つの機能になるまでに進化してしまったのです。電卓だけ欲しいというのであれば、それは100円ショップに行けば購入できますね。

このような技術の進歩を見ればわかりますように、世間一般的に人工知能の発達によって仕事が減るといわれているのは、もはや避けようのない事実なのです。

その年代が多少ぶれることはあるかもしれませんが、例えば半世紀後に、世間の仕事は何も無くなっておらず、今と少しも変わらないという方が、逆に現実味が無いのではないでしょうか?

だからこそ、これからの時代を生き抜いていくためには、そういった変化について頭に入れておく必要があります。

結論から言うと、この人工知能の発達によって真っ先に打撃を受けるのは、ホワイトカラー、いわゆる「事務系」の仕事をしている方々です。

情報入力のような単純作業はまさに人工知能の得意分野なので、そういった職種を目指している方、今就いている方は、近い未来、具体的には2020年代の間にそのほとんどは人工知能にとって替わるだろうと考えられています。

2020年代は東京オリンピック直後の不景気の打撃を受ける可能性もあるため、この時期に就職活動を迎える若者は、就職難を覚悟しておかなければならないという声もあります。

過去のオリンピックの歴史を振り返ってみると、オリンピック直前は好景気になりますが、その直後はいったん不景気に落ち込むという傾向にあります。そうならないという予測もありますが、こればっかりはその時になってみなければわからないでしょう。

また、事務系の仕事の次は、レジ打ちや、接客といった単純な仕事もその雇用が激減していくことになるでしょう。特に、コンビニから店員がほとんどいなくなる時代は、それほど遠くない未来にやってきます。

ロシアがまだソ連だった頃、その配下に置かれていたエストニアはIT技術の研究の業務を任されていましたが、これが功を奏し、1991年にソ連から独立した結果、今では世界最先端の電子国家として成長しました。

買い物のほとんどは自分の持っているバーコードリーダーで済ませ、まるで駅の改札を通るように店から出ていきます。

買い物履歴は電子情報として保存され、確定申告は家で5分で済ますことができます。日本では毎年2月、3月になると税務署にできる人だかりが、全くできないというのですから驚きです。

市役所には役所の人間以外ほとんどおらず、国民が持ってくる書類は、婚姻届けくらいだそうです。

また、このエストニアでは日本では当たり前のように使われている「ハンコ」はもはや使われておらず、過去の遺物なのです。

あまり知られていないエストニアですが、過去には安倍総理がその技術を見るべく実際に訪問しています。しかし、日本やその他の国も近い将来そのようなレベルの国に発展することでしょう。

また、人工知能の発展が続いていけば、それほど遠くない未来に、バスの運転手、タクシーの運転手、トラックの運転手といった運転系の職種も消えることになります。

2018年末に運用の開始が予定されている日本版のGPS衛星「みちびき」がしっかりと機能すれば、位置情報サービスの誤差はなんと12cm以内という非常に高精度になることが予想されていますので、これと人工知能を組み合わせることで、自動運転技術は飛躍的に向上すると考えられているからです。

アメリカでは、すでに自動運転技術による一般道での運転試験も開始されています。

ただ、それによる死亡事故が起きてしまったため、まだその本格的な運用には少し時間がかかりそうですが、少なくとも半世紀後には自動運転を利用して走っている車はかなり増えていることでしょう。

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人工知能支配が進む未来、我々に残された仕事とは?

人工知能の発達によって近い未来に消えてしまう仕事の中に、外国語翻訳も挙げられますね。

今でさえ、英単語1つ1つの意味を調べ、それを頑張って翻訳することなんてもはやあり得ない翻訳の仕方です。ネット上のサービス、例えば「Google 翻訳」は非常に高精度に英語を翻訳してくれますし、文章を一気に入力するだけでOKです。

また、現在ではスマートフォンのアプリで、英語の文章を写真に収めるだけで、その和訳をしてくれるようなものさえあります。つまり、読み書きするレベルであれば、英語はもはや覚える必要性すらなくなってきているのです。

では、そんな英語はもはやまったく覚える必要はないのかというと、そうではありません。

というのも、人工知能が人間レベルでコミュニケーションをとれるようになるまでにはまだ時間がかかると考えられていますし、これからの時代、外国人の旅行者の割合はかなり増加してくると考えられていますので、そういった方々と円滑にコミュニケーションをとるためにも、英語は必要になってきます。

また、英語ができるできないにかかわらず、今後旅行関連の事業における雇用はさらに増えていくと予想されています。

もちろん、その中で事務系の職種は減っていくことになるでしょうが、どこのスポットがお勧めなのか、どこからの景色がお勧めなのか、その人間の感性が関係してくるサービス業には、まだ人工知能ですら太刀打ちできません。

そもそも、例えばバス旅行ツアーの先頭で人々をまとめているスタッフがもしロボットだったらと考えると、それは不自然でしかないですよね。旅行者もそれでは不安が増すでしょう。

人間味のある人間にしかできない仕事は、今後もかなり長い間は残ります。人工知能が人間レベルで「ユーモア」を獲得するのはまだまだ先です。

また、これからの時代に需要が増す仕事として「プログラミング」も挙げられます。

電子技術が発達していくのであれば、それを逆手にとって、それを発展させていく側の職種にまわれば良いのです。

100年後の未来

世界各国で科学の基礎が築かれ始めたのが、今から約500年前。

1600年代には「蒸気機関」が開発され。

1800年代後半には、初めて「電球」が開発されました。

そして、1980年代に、日本では初めて手持ちの携帯電話の運用が開始されました。

しかし、初期の携帯電話にはもちろん電卓のような機能はついていませんし、1Kg近い重量がありました。

それから、わずか30年余りで、

「携帯電話」は「スマートフォン」へと進化し、

カメラにもなり、音楽プレーヤーにもなり、ゲーム機にもなってしまったのです。

考えてみると、その技術の進歩の速さには少々怖くもなりますよね。

この勢いで技術の開発が進んでいけば、100年後には、本当に空飛ぶ車が走っているかもしれません。

4次元ポケットは無いにしても、ドラえもんは道を歩いていて、

今町で見られるソフトバンク社開発のロボット「ペッパー」の代わりに、ドラえもんが接客をしているかもしれません。

そんな不思議な世界が、私たちのひ孫くらいの世代にとっては当たり前の世界なのかもしれませんね。

あまり想像がつきませんが、きっと100年前の偉人の中にも、本当の意味でこの現代を予測できる人などいなかったことでしょう。

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