※地震は大丈夫?2020年東京オリンピックが中止になる可能性は?…

東京オリンピックが行われる2020年までもうあとわずか2年しかありませんが、その東京オリンピックの開催が決まったのが、今からもう5年前の2013年の9月。

日本は、2011年に起きた未曾有の自然災害「東日本大震災」、およびその影響による津波などの被害にあわれた被災地の復興をテーマにオリンピックの招致に乗り出しました。

最終的には、福島原発事故以降問題となっていた汚染水問題について「完全にコントロールできている」という安倍総理の発言などによってIOCの信頼を得て、日本はトルコイスタンブールとの決選投票で見事勝利し、その権利を勝ち取ったのです。

こういった一連の経緯において、日本国でオリンピックを開催することには賛否両論があったということはなんとなく皆さんも想像がつくと思いますが、そんな日本、以前から「首都直下型地震」が来るといわれていることもご存知の方がほとんどでしょう。

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しかし、そういった危険性が指摘されているにも関わらず、2020年の東京オリンピックの開催はもうまぎれもない決定事項として様々な準備が進められています。これは、日本国民としては嬉しいことではありますが、しかし、あれだけ騒がれていた地震の話はどこへ行ってしまったのか。地震は大丈夫なのかと感じている方もまた多いのではないかと思います。

そこで今回の記事では、

  • 今の日本は結局地震が来る可能性があるのか?
  • 2020年の東京オリンピックまでは大丈夫と言えるのか?
  • 中止になる可能性はあるのか?

というあたりについて詳しくまとめていきたいと思います。

首都直下型地震とは?

2011年の3月11日、東日本大震災が起こったあの日からもうすでに7年が経過していますが、あの地震以降、首都圏を襲う「直下型地震」の可能性が議論されてきたことは皆さんご存知かと思います。

ちなみに、この直下型地震は一般的に「首都直下型地震」と呼ばれていますが、これは必ずしも東京都に限った話ではなく、東京都周辺の地域、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県を含む地域を含む広い範囲での地震が起こる可能性を示唆したものであり、これらの地域をまとめて「首都圏」といいます。

そして、こういった首都圏の地域で、マグニチュード7程度の規模で起こるような地震を「首都直下型地震」と総称して呼んでおり、別名「南関東直下地震」とも言います。

この首都直下型地震、あの東日本大震災があってから度々話題に挙がるようになったと感じている方も多いと思いますが、実はあの震災以前からも発生する可能性は指摘されていました。ただ、やはり東日本大震災があったために世間の注目度も一気に集まり、以前にもましてその危険性が指摘されるようになったというのがその背景にあるのです。

この首都直下型地震は、さらに詳しく言うとその原因については詳しくは特定されていないものの、首都圏の直下を震源地とする地震をまとめてそう呼んでいます。

というのも、関東圏の地下の構造は非常に複雑で、いざ地震があったとしてもその原因を特定することが難しいのです。

そのため、

例えば栃木県の直下を震源地とし、マグにチュードが7程度のもの、

東京都の直下を震源地とし、マグにチュードが7程度のもの、

こういったものを、まとめて首都直下型地震と呼ぶのです。

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首都直下型地震と東日本大震災で起きた地震との違いを解説

ちなみに、2011年の3月の東日本大震災の際に東北地方で起こった地震は「太平洋プレート」と「北アメリカプレート」の境界域で起こった海溝型の地震です。

このプレートの境界線では、海側の太平洋プレートが、陸側の北アメリカプレートの下に向かって年間数cmという単位で潜り込んでいくのですが、この際上にある北アメリカプレートがそれに引っ張られるかたちとなり、そこにひずみが生じます。

そして、それが何年も続くと、ある時そのひずみが一気に元の形に戻ろうとして、結果それが地震として、巨大な揺れとなって地上に影響を与えるのです。また、プレートが海底で一気に元の形に戻ると、それが海の水を押し上げ、津波となって地上に押し寄せます。

そして話は戻りますが、近年注目されている首都直下型地震は、こういったはっきりとした原因がわからないものの、首都圏の直下を震源地とする地震を総称してそう呼んでいるのです。そのため、東日本大震災で起きた海溝型の地震とは別のものとして区別されます。

また、近年では「南海トラフ巨大地震」の危険性についても指摘されていますが、これは四国地方周辺の海底にある「フィリピン海プレート」が陸側の「ユーラシアプレート」の下に潜り込み、そのひずみが戻る際に発生すると想定されている地震です。

東日本大震災の時のような巨大地震が起こる可能性があり、日本の人々は今後「首都直下型地震」と、この「南海トラフ巨大地震」が起こる可能性をよく覚えておかなければなりません。

首都直下型地震が起こる可能性は?2020年東京オリンピックは大丈夫?

さて、以上を踏まえた上で、その首都直下型地震が起こる可能性、そして2020年東京オリンピックは大丈夫なのかということについて考えていきましょう。

結論からいうと、首都直下型地震は、今後約30年以内に起こる可能性が70%といわれています。この数値については、皆さんもこれまでに一度はテレビや新聞などで見たり聞いたりしたこがあるのではないでしょうか?

そしてそのうえで、30年以内に来る確率が70%という曖昧な表現がなんだか気になり、結局どうなんだと感じている方が多いのではないかと思いますが、実は現在の研究技術をもってしても、この地震がいつ起こるのかというのは完全には予測できないというのが現状です。

そして、この「30年以内に70%」という数値は、これまでの歴史上の出来事を踏まえた上で、確率的に出した値となっています。

というのも、この首都直下型地震というものは、これまでにも何十年かおきに実際に起こっているものなのです。

例えば

  • 1894年、東京湾付近を震央とするマグニチュード7.0の「明治東京地震」
  • 1923年、神奈川県西部を震央とするマグニチュード7.9以上の「大正関東地震」
  • 1987年、千葉県東方沖を震央とするマグニチュード6.7の「千葉県東方沖地震」

などなど。これは主要なものになりますが、この間にもまたいくつかの首都直下型地震が起こっています。

ですので、首都直下型地震が来る可能性は30年以内に70%と言われているのはそういう歴史を振り返ったうえで算出されたものなのです。実際、これが30年以内に起こる可能性というものは極めて高いですし、それが1年後になるのか、明日来るのかということはわからないのが現状です。

そのため、2020年の東京オリンピック前にその首都直下型の地震が来る可能性というものは決して低くはありません。そして、もしもそれが東京都の直下で起こってしまったとすると、残念ながら東京オリンピックは中止になる可能性もあります。

ちなみに、内閣府によって発表された情報によると、もしも東京都の直下で地震が発生してしまった場合、東京都内で380万人~490万人もの帰宅困難者が発生し、死者数は最大で2万3千人になると見積もられています。このような地震が、実は今日明日にでも起こる可能性があるのです。

東京オリンピックの中止はあり得る

今回の記事では首都直下型地震が起こる可能性、そして2020年の東京オリンピックは大丈夫なのかということについてまとめましたが、結論としては、東京オリンピック前に大地震が起こる可能性は決して低くないですし、それによって東京オリンピックが中止になるということは十分にあり得る話です。

地震は防ぐことのできない自然災害ですし、もし発生してしまったとしたらそれはしょうがないことでもあります。だからこそ我々は、その地震が2020年までに来ないことを祈るしかありません。

ただ、もちろん1番大切なことは命を守ることなので、そういった地震が明日にでも起こる可能性があるんだということはしっかりと覚えておきましょう。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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