※ピラミッドはUFOに乗ってきた宇宙人が作った?壁画の逸話は本当か?

エジプトを代表する巨大な建造物、王の墓といわれる

ピラミッド

その内、ギザという都市にある3つの巨大なピラミッドは非常に有名であり、その中でも、以下の画像で最も奥に見えるクフ王のピラミッドは、

1辺の長さが230m

頂点の高さが146.6mという超巨大な建造物であり、

これは14世紀になってリンカン大聖堂が建てられるまで、

約3900年にもわたって破られることはありませんでした。

そのような巨大で精巧な建築物を、当時の人間がどのようにして作り上げたのかという部分が今も謎に包まれているのですが、あまりにも人間離れしたその偉業に対し、

実はそれは過去にUFOに乗って地球にやってきた宇宙人が、未知の力を使って建造したのではないか

という意見もあります。

また、エジプトの壁画には、そういったUFOや宇宙人が来ていたという記録が残っているとかいないとか…

では、その真相は果たしてどのようなものだったのでしょうか?詳しく解説します。

スポンサードリンク

目次

ピラミッドはUFOに乗ってきた宇宙人が作ったのか?それらを描いた壁画は存在する?

ピラミッドがUFOに乗ってきた宇宙人が作ったかどうかはともかく、そもそもそういう記録が壁画に描かれているのかということについては、

残念ながら過去にそれらしきものは見つかっているものの、それらはそのように見えるだけの花瓶の絵や、

ヒエログリフ」つまり「文字」であることが分かっています。

例えば、エジプトのアドビスという地に残っている古代遺跡には、まるで近代的な乗り物(ヘリコプターや飛行船)のようにも見えるいくつかの壁画のようなものが残っています。

この遺跡ができたのは紀元前1300年頃のことで、クフ王の墓である巨大なピラミッドができたとされる時代から1000年以上あとのことでした。(クフ王の墓が建ったのは紀元前2500年頃とされています。)

しかしながら、これらは全てただの文字だそうで、考古学の専門家からすれば普通に解読することができるもののようです。しかし、一般的な人々にはなじみがないため、これが宇宙人やUFOがやってきていたことを示す重要な壁画なのではないかという噂が広まってしまったようですね。

また、西暦に入ってから、14世紀~15世紀あたりに書かれたいくつかの絵画の中に、UFOのようなものが描かれたものが残っています。

例えば以下の画像では、聖母マリアの首の後ろあたりに見える黒い物体がUFOのように見えるということで話題となりました。

しかし、もしその作者がそれをUFOに見立てて書いたものであったとしても、それほど近代に書かれたものが、UFOが古代に来ていた証拠にはなるはずがないでしょう。この絵に描かれたものがUFOであるにしろ無いにしろ、それはさほど重要な意味を持ちませんし、もしその時代にもUFOが来ていたというのなら、そのころの話がもっと詳細に残ってるはずです。

ですので、宇宙人が過去に来ていたかもしれない、という壁画などの記録は残っていないため、もしかするとオカルト好きの方はここでがっかりしてしまうかもしれませんが、

実は、あの巨大なピラミッドが宇宙人によって作られたということ自体は、100%否定できるものではありません。

それは、最近になってある面白い意見が出てきているためです。

スポンサードリンク

クフ王のピラミッドは、もともとそこにあった?

実は最近になって、放射性炭素年代測定による結果から、クフ王のピラミッドは

紀元前7000年~5000年頃に建てられた可能性があるという説が浮上したのです。

もしこれが本当なら、クフ王らが生まれる前からピラミッドはそこにあったことになります。

また、実際にいくつかの石碑や遺跡には、スフィンクスもピラミッドもクフ王が王になるはるか昔から存在していた、と書かれた記録が残っているといいます。その石碑は現在カイロ博物館に保存されており、非常に信憑性があります。

しかも、クフ王の墓とされるあの巨大なピラミッドの中からは、

実は今だにクフ王の遺体は見つかっていません。

これは、盗賊に盗まれてしまったという説や、まだ見つかっていないだけで中に眠っているなど様々な意見がありますが、もしかするとこのピラミッドに関しては、墓として利用されたものではなかったのかもしれません。

ちなみに、エジプトにはその規模を問わなければ、計140にも及ぶピラミッド”のようなもの”があります。後半に作られたとされるものの中には、クフ王のような巨大なものではなく、ただ土が盛られているようにも見える非常に質素なものもあります。

例えば、あの黄金のマスクで有名なツタンカーメン王も、実はその遺体はあの三角型のピラミッドの中に眠っていたわけではないのです。これはしばしば誤解されています。

なので、これらをすべて宇宙人のようなものが作ったとは思えませんが、例えばはるか昔から存在した巨大なピラミッドを古代のエジプト人が利用し、

その後それをまねる形でエジプトの古代人がいくつかの簡易的なピラミッドを作ったのかもしれない

という説が浮上します。もちろんこれは例えばの話です。

しかし、実はクフ王のピラミッドがどのようにして作られたのかというのはいまだにわかっておらず、ましてや今から約4500年ほど前の人々が、現代にも勝るとも劣らない地質学の知識をもっていたというのは本当に不可解でしかないのです。

クフ王のピラミッドは1辺が230mにもなる巨大なものですが、その1辺同士のずれは、

わずか20cm程度しかありません。数cmという話もあります。

また、その作りにほぼひずみが無いため、約4500年経ったとされる今も、

その全体は数cmも沈下していません。

その重量は600万トンあるにも関わらずです。

だからこそ専門家の中には、何か驚異的な力が働いたとしか思えないと述べる方もいます。重さ2.5トン以上、最も重いものだと10トンにもなる石の塊を、どうして古代の人々があれほど正確に、そして高くまで積み上げることができたのでしょうか。4500年前というと、日本は縄文時代ですよ?

なのでピラミッドは、もしかすると私たちをはるかにしのぐ地球外生命体が、

その地に数千年以上にわたって残したかった何かなのかもしれません。

もしかすると、遠い過去に今でいうアンテナ基地のような役割を果たしていたものだったのかもしれません。そして、いずれまたそこに宇宙人がやってくるのかもしれません。

宇宙人は間違いなくいる

これまでに宇宙人を題材にした映画は多数作られていますが、

実はそんな宇宙人は、

宇宙の中をくまなく探せば間違いなく存在しています。

それが我々の想像するような、目が大きくて、UFOを乗りこなす超高度な技術と文明を持つ知的生命体であるかどうかはわかりませんが、少なくとも、宇宙のどこかには間違いなく「生物」は存在しているのです。

それはなぜかというと、

例えば、私たちは今太陽の周りを公転する地球という星に住んでいますが。

太陽のような自ら光り輝く星を
恒星」と呼び

その重力に引き付けられて回っている地球のような星を
惑星」と呼びます。

そして太陽は

  • 水星
  • 金星
  • 地球
  • 火星
  • 木星
  • 土星
  • 天王星
  • 海王星

という8つの惑星を従えていて、我々は3番目の距離にある星に住んでいるのです。
これらがいわゆる「太陽系」の惑星と呼ばれるものですね。

そして、我々は今「天の川銀河」と呼ばれる銀河の中に住んでいますが、

その天の川銀河は、その太陽系を含め、2000億個以上の恒星と、それに付随する惑星などの集団によって構成されている大量の星の集まりです。これだけでも、生物が存在する星はほぼ間違いなく存在していそうですよね。

しかし、本当に驚くべきはここからで、

最新のNASAの発表によると、なんと宇宙にはそんな巨大な銀河が、

2兆個近く存在しているであろうと考えれられています。

中には、天の川銀河なんて比較にならないくらいの大きさのものもあります。

つまり、宇宙全体で考えれば、地球のような星は数えきれないほど存在している可能性があるのです。

そもそも、宇宙の歴史は138億年であるのに対し、宇宙の観測技術の歴史はたった500年しかありません。

しかも、実は太陽のような恒星や、銀河のようなものは光っているので望遠鏡で見ることができるのですが、その恒星の周りをまわる惑星は光っていないので、これを観測するのは現代の技術でも難しく、

天の川銀河の中の惑星でさえ本当にここ最近になってその「存在」を観測できるようになってきました。しかし、まだまだ見つかっていないものも多くやはり遠いとその景色までは見えません。

なので、この天の川銀河の中でさえ、高度な知能を持った生命体がいてもおかしくないのです。

そもそも、我々は現代の技術をフルに利用しても、お隣の火星に行くまでに約半年もかかります。

それほど宇宙は大きく、謎に包まれているのです。

なのでもしかすると、ピラミッドに関する議論をあれこれとしているうちに、本当に宇宙人がその様子を見に来るかもしれませんよ!(笑)

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter アカウント
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次