【徹底解説】南極と北極で気温の違いが生じる理由がこちら!

南極」と「北極

どちらも寒いということはなんとなく知っていても、実はその具体的な違いについてよくご存じではない方も多いでしょう。

私たち日本人にとっては、なんとなく南の方が暖かいという潜在認識がありますが、

当たり前ですが、それは赤道付近までの話です。

赤道を超え、南半球にまで下りていき、

さらに南下していくと、今度はどんどん気温が下がっていって、やがて南極にたどり着きます。

そして、

実はその南極の方が、北極よりもその気温は低くなります。

ではこれは一体なぜなのでしょうか?

今回の記事では、その南極と北極の気温の違いについて徹底解説します。

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南極と北極の気温の違いはどのくらい?

南極北極はどちらも「極地」ですが、

極地とはそもそも何か?ということをここで簡単におさらいしておきましょう。

私たちが住んでいる地球は、

24時間かけて1周「自転」をしていますが、

北極や南極のような極地とは、その自転軸に対して垂直に直線を引いたときに、その線が地球を突き抜ける2点のことを言います。

ちなみに、このうち北極点の位置は北緯90度であると言い、

私たちの住む日本は、北緯35度の場所にあります。

極地は太陽から向かってくる光が非常に当たりにくい場所になってしまうため、それゆえ南極も北極も非常に寒冷な地域になってしまいます。

では、南極と北極はそれぞれどのくらい寒いのかというと、

北極でこれまでに観測されている最高気温と最低気温は、

それぞれ

  • 最高気温:7月の「13℃」
  • 最低気温:2月と3月の「-50℃」

となっています。

一方南極は

  • 最高気温:12月の「-13℃」
  • 最低気温:8月の「-93℃」

となっており、

南極の方が圧倒的に寒い!ということがわかりますね。

南極では最高気温でも0℃を超えることはないのです。

ちなみに、平均温度では南極の方が年間を通じて約20℃程低くなっています。

では、なぜこれほどまでに気温の違いが生じてくるのでしょうか?

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南極と北極で気温の違いが生じる2つの理由

南極と北極は、気温の違いが非常に大きいということがわかりましたね。

ちなみに、南極では最高気温でも0℃を超えることがないため、氷はほとんど溶けることがありません。

そして、ここで1つ思い出してほしいのですが、

最近では地球温暖化によって、極地の氷が解けてしまうことなどがよく問題として取り上げられていますが、

実はこれは主に北極で起きている問題で、南極は現在それほど地球温暖化の影響が及んでいるというわけではないのです。

さて、ではここでなぜそのような気温差が生じてくるのか解説しますが、

その理由は主に2つあります。

それが「暖流」と「標高」です。

1つずつ説明しますが

まず、北極と南極の大きな違いとして挙げられるのが、

そこが「海」なのか「陸」なのかという違いです。

結論から言うと、

北極点はまさに海の中にあり、南極点は南極大陸という陸の上にあります。

すると、北極は海の水の温度の影響を受けるため、そこに流れてくる比較的暖かい海水の流れ、

つまり「暖流」の影響を受けるため、北極の温度は比較的暖かくなるのです。

しかし、南極には南極大陸という広大な陸地が広がり、暖流の影響は受けません。

さらに、陸地であるため雪なども堆積しやすいので、分厚い氷河が形成されます。

それに加えて、南極は陸地であるため標高が高くなり、それゆえにさらに温度が下がります。当たり前ですが、標高が高くなると温度が下がりますよね?

このような理由から、南極は北極よりも温度が低くなってしまいます。

ちなみに、イメージとしては、

北極には海の上に厚さ数mの氷がぷかぷかと浮かんでいて、

南極には、雪が堆積し、その重みでできた数千mもの厚さの氷の塊が存在しています。

つまり、以下の画像ような分厚い塊があるのは、南極なのです。

南極には、地上の約9割の氷が存在しています。

地球はどのようにして太陽の周りをまわっているのか?

地球は1日24時間かけて

自転」を行いますが

さらに365日かけて、太陽の周りを1周する

公転」も行っています。

自転は朝と夜を生み出し、公転は季節を生み出すのです。

しかし、もしも地球が公転軌道に対して垂直に自転を行っており、かつ常にその軌道の中心に太陽がいるのであれば、日本では四季が生まれることはなく、1年を通じて同じ季節になります。

さらに、北極や南極もまた1年を通じて気温が変わらない場所になるでしょう。

言っていることがいまいちよくわからない方もいるかもしれませんが、

以下の画像を見ていただき、下の説明を読んでいただければ何を言っているのかが分かると思います。

実は、地球は太陽の周りを楕円軌道しており、さらにその軌道に対して約23.43度ほど傾いた向きで自転を行っています。そのため、365日の間に、ある緯度における1日の日照量が日々変化することから、季節の変化が生まれるのです。

また、太陽は実はその楕円軌道からずれた場所にあり、これもわずかながらに日照量に影響しています。しかしながら、季節が生じる1番の理由はその自転の傾きにあり、実際日本が夏を迎えるとき、地球は太陽から遠い場所にありますが、1日の日照量が多い角度になるため、日本は暑くなるのです。

なぜこのような微妙な角度と位置関係にあるのかというのは非常に不思議ですが、実は楕円には焦点が2か所あり、その楕円軌道を作る役割を担う天体(例えば太陽)は、その焦点の片方の位置にいるのです。

また、自転の角度については、過去にこの地球が形成されていく段階で、地球にその地軸に変化を与えるような強い衝撃、例えば火星クラスの惑星が衝突して、ずらされたというようなことが可能性として挙げられています。しかし、その理由についてはいまだに明らかになっていません。

ちなみに、地球は太陽の周りをまわっていますが、太陽もまた2億年ほどかけて広い天の川銀河の中を1周します。

天の川銀河は太陽のような恒星や地球のような惑星が何千億と集まってできた銀河団のことで、その中心には太陽質量の約300万倍もの質量を持った巨大ブラックホールが存在していると考えられています。

そんな広い宇宙の中で、我々は太陽と絶妙な距離を取りながら、熱すぎず寒すぎない星の上で生きているのですね(^^)

こちらの記事はいかがですか?⇒【2018】地球以外で人間が住める星はどこ?

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