【2018】火星の地球化計画、実現は可能なのか?

宇宙が好きな人にとって、他の惑星への移住というのは非常に興味のある話題でしょう。

太陽は、計8つの惑星を従えていますが、

そのうち、我々が住む地球は太陽から見て3番目に位置する惑星であり、

現時点では、生命が存在していることが唯一確認されている惑星でもあります。

しかし、もしも過去に生命が誕生していた可能性がある惑星が他にあるとすれば、

それは、地球よりも1つ太陽から遠い場所にある火星であり、

この先、人類がもし他の星に移住するとすれば、その可能性が最も高いのもこの火星です。

ちなみに、地球より1つ内側にある金星は、

地球の90倍もの気圧になる膨大な大気(主に二酸化炭素)に覆われており、

そのすさまじい温室効果によって、平均して460℃以上になる灼熱の星ですので、とても人類が移住できるよう環境ではありません。

とはいえ、可能性が高いとは言っても、火星への移住もやはり難しいことには変わりありません。

そこで今回の記事では、たびたび話題に取り上げられる、

火星の地球化計画について詳しく解説いたします。

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火星の地球化計画は実現可能なのか?

地球以外の天体を、人類が住めるように改革を施すことを

テラフォーミング

とも言いますが、

火星の地球化計画は、

例えば、火星を地球と同じような緑と大気が豊富な土地にするという意味では、ほぼ不可能です。

もしこれが実現するとすれば、人類が今よりもはるかに高い技術力を獲得した、遠い遠い未来の話でしょう。

そもそも、火星はどのような星なのかということについてわかると、その実現の難しさが分かってきます。

火星の特徴と、大気の重要性について

ちなみに、地球は金星と火星に挟まれるような位置に存在していますが、

このうち、

  • 金星の大気はその96.5%が二酸化炭素であり、
  • 火星の大気もその95.3%が二酸化炭素です。

そのため、金星と火星は大気の組成が似ているように感じますが、

実は、金星の大気圧は地球の90倍にもなるのに対し、

火星の大気圧は、地球の100分の1以下です。

つまり、その大気の量が圧倒的に異なります。

そのため、火星は本当に希薄な大気しか存在していないことから、十分な温室効果を得ることが出来ず、

地表の表面温度が平均してマイナス60℃にもなる極寒の土地なのです。

また、火星を地球のような惑星にするためには、その火星の大気中に温室効果を与えるような大気を増やす必要があるのですが、

火星に固体として眠っている二酸化炭素(ドライアイス)や、その他資源として眠っている温室効果ガス等をすべて活用したとしても、

その大気圧は数%上昇するだけで、とても地球のような温室効果を得るには至らないことが分かっているのです。

ちなみに、この「大気」という存在は想像以上に重要なもので、

大気は、その惑星に無数に襲来してくる隕石から表面を保護する役割も担っていますし、

生体に有害な紫外線、放射線などを吸収する役割も担っています。

ちなみに、地球にも年間数千個以上の隕石が突入してきますが、

それがすべて地表に落ちてこないのは、大気層で隕石が燃え尽きてしまうためです。

隕石は秒速数十km以上の高速で移動するため、

それが瞬間的に大気を圧縮すると、すさまじい熱が生まれ、

これにより、比較的小さな隕石は地表到達前にそのほとんどが燃え尽きてしまいます。

そのため、なにはともあれ、火星地球化計画においては、いかにその大気を増やすかが重要になってくるのですが、

そもそも火星には、以前は水も液体として存在しており、大気も豊富にあったと考えられているのですが、

火星はその重力が弱いため、大気を構成する成分の多くが、火星を離れて宇宙へと逃げて行ってしまいました。

海は、地球に氷として眠っていると考えられています。

そのため、火星はどんどん温度が低下し、現在に至るのですが、

もし火星を地球化しようと思ったら、その大気を増やすことに加え、その大気が宇宙へと逃げて行かないような本質的な対策が必要になります。

そのため現時点の技術では、火星を本当の意味で地球のような惑星に作り替えることは現実的に難しいのです。

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現在計画されている火星移住計画について

しかし、火星の全体を地球のようにすることは困難なことですが、

火星の一部に住居を造り、一部の人間の移住を行う計画については、

現在真剣に話し合いが行われており、

早ければ、2030年代にも実現する見通しとなっています。

この火星移住計画を実行しようとしているのが、

オランダの民間非営利団体
マーズワン」と

宇宙船の開発などを手掛ける民間企業の
スペースX社」です。

それと、アメリカ航空宇宙局(NASA)も火星への有人飛行を近い将来に計画しています。

しかし、マーズワンとスペースX社が掲げるのは、火星への到達ではなく、火星に居住地を作ることです。

この実現性については、批判的な意見ももちろん多々あるのですが、

実際、計画は本気で進められており、

あと十数年も経てば、人類はついに火星へと飛び立ちます。

有人での火星への初着陸という偉業を果たしてどこの団体が実現するのか、今後の進捗状況に注目です。

まとめ

今回の記事では、火星の地球化計画について詳しくまとめました。

正直、火星に居住地を築くという計画については、専門家からも否定的な意見が多いのが現状です。

マーズワンが掲げている計画についても、詐欺だという意見さえ出ています。

しかしいつの時代も、すごいことをやってのけた人々というのは、そういう意見をはねのけて実現に動いた人々です。

それに私自身、宇宙が好きな人間の1人として、火星への移住というのはとても夢があるものだと思います。

皆さんも、火星移住計画については大変気になるところだと思いますので、

今後もマーズワンやスペースX社の発表に注目していきましょう。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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