【徹底解説】落雷に当たると人はどうなるのか?

私たちの国「日本」では、

  • 最も落雷が多いのが 「石川県」で、
  • 最も落雷が少ないのが「北海道」です。

石川県では1年のうち約42日も落雷が発生しており、雷が苦手な方はとてもじゃありませんが住むことはお勧めできません。

そして、

そんな落雷は、時に人の命も奪います。

日本では、年間で平均約20名の方が落雷の被害にあっており、

さらにそのうち約14人が命を落としています。

落雷による死亡率は約70%です。

しかしながら、これは落雷によって体にすさまじい電流が走っても、

逆に言えば、

生き残る人は約30%もいる

ということになります。

落雷は、時に建物を破壊したり、木を真っ二つにすることもありますが、

そんな雷の影響を受けて、なぜ生きていられる人がいるのでしょうか?

今回の記事では、その落雷が人に落ちたらどうなるのかを詳しく解説いたします。

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落雷が人におちたらどうなるのか?

雷が人に落ちるとどうなるのか、落雷が建物などを破壊するのを見て不思議に思った方もいるかもしれませんが、

人は、その落雷の直撃を受けると、死んでしまう人もいれば、中には死なない方もいます。

では、この違いは一体どこから生じるのかというと、

答えは、

その電気がどこを通るのか?

というところにあります。

例えば、落雷によって命を落としてしまうのは、

その電気が体内をめぐり、

脳や心臓などの重要な臓器にショックを与えてしまった場合です。

人間の体は様々な神経が微弱な電気刺激をやり取りすることによって動いていますが、そこへいきなり落雷による驚異的な電圧がかかり、電流が流れると、体はその本来の電子信号のやり取りを遮断され、そのショックのあまり心肺停止の状態になってしまうのです。

この場合は、ほぼ即死してしまいます。

一方、落雷の被害を受けても運よく助かる場合は、

その電流が体の表面を通り、地面へと逃げて行ってくれた場合です。

例えば、肩付近に雷が落ち、それが腕やわき腹を通って地面へと逃げて行けば、内臓には損傷がほとんど起きません。

この場合は、電流が走った部分、例えば腕の表面などにやけどが生じますが、特に後遺症などもなく比較的軽傷で済む場合もあります。

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人間はなぜ落雷で2つに裂けないのか?

雷はしばしば高いものに落ちますが、

木に雷が落ちることによって、その木が裂けてしまうことは珍しいことではありません。

例えば、その瞬間をとらえた貴重な映像がこちらです↓
音量が大きいので、下げてからご覧ください。

その雷がいかにすさまじいエネルギーを持っているのかということがよくわかる映像ですが、

このような映像を見てしまうと、もしもが落雷の被害にあったら、その人も爆発してしまうのではないか?という素朴な疑問が生じます。

しかし結論としては、人はもし雷が直撃しても、木のように爆発することはありません。

その理由は「電気の通しやすさ」にあります。

結論から言うと、人間は比較的電流を通しやすいため、もし体内を電流が走ったとしても、それはすぐに足元から地面へと逃げていきます。

しかし一方で、

木は非常に電気を通しにくいという性質があります。

すると、電流はその木の内部で熱へと変わり、さらにその熱によって木の中の水分が一気に膨張、

その結果、一気に熱せられた水蒸気によって爆発が起こり、

内側から木にすさまじい力が働くため、木が裂けてしまうのです。

雷はどれほどのエネルギーを持っているのか?

雷は見るからにすさまじいパワーを持ってることがわかりますが、実際のところのどのくらいのエネルギーを持っているのかをわかりやすく説明します。

まず、皆さんのご家庭にも、電力を供給するためのコンセントが存在していると思いますが、

一般的な家庭における電圧は100V(ボルト)であり、

そこから、最大で15A(アンペア)の電流を供給することが可能となっています。

では、その「電圧」「電流」とはそれぞれ何か?というと

例えばもし皆さんの家の上に貯水タンクがあり、

そこから各蛇口に水が送られているとき、

その水が蛇口から出ようとする圧力が「電圧」で
蛇口をひねった時に出てくる水量が 「電流」です。

つまり、

電圧は電気を押し出す力のことで、
電流は流れている電気の量のことを言います。

そのため、感電という現象を考える上で重要なのは「電流」です。体にどのくらいの電流が流れたのかというところで受ける被害が変わってくるのです。

では、今回お話ししている落雷は?というと、

落雷時には、

電圧は200万~10億Vにもなり、

電流は、1000~20万Aにもなります。

では、人は一体どのくらいの電流が流れると命を落とす危険性があるのかというと、

なんと、たった0.1Aでさえ命を落とす可能性が非常に高いのです。

電流の量うんぬんよりも、その外部からの電流によって、本来流れるはずの体内の電流が遮断されてしまうことが非常に大きな問題なんですね。つまり、体内に向かって外から電流が流れることが危険なのです。

ちなみに、私たちの体内では電気によって情報のやり取りをしていると言いましたが、

生体内の電流の強さは

およそ100~200μAです(マイクロアンペア)

アンペアに直すと

0.0001~0.0002Aです。

これだけ微弱な電流ですので、外部からちょっとした電流が走っただけでも、心臓や呼吸を止める原因になってしまいます。

そのため、コンセントから流れている電流でも、十分に人を殺傷してしまう力があるのです。

皆さん、感電には是非気を付けてくださいね!(^-^;

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