※タカラダニは害虫?益虫?その生態について解説!

毎年5月ごろになると、どこからともなく現れてくる

タカラダニ

この赤くて小さいダニは、特にベランダなどに大量に発生し、家の中に入ってくることもあるため、

このダニがどんな生き物なのか、人に害をなすのかどうかという問い合わせが、毎年保健所などに数多く寄せられています。

そこで今回の記事では、

このタカラダニの生態と、

このタカラダニが、害虫なのか、益虫なのかということについて詳しく解説します。

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タカラダニは害虫?益虫?

タカラダニは、時に家の中にまで入り込み、畳の上などを歩いていたりすることもあるため、それで困ったことがある方も多いかもしれませんが、

このタカラダニは人を刺したり、血を吸うことは基本的にないため、直接的にこれが人に害をなすということはありません。

そのため、イエダニやツメダニのように人を刺しかゆみを残すようなことはなく、そういう意味では害虫と思うかどうかは人それぞれですが、

このタカラダニは潰すと赤い体液が出るため、これによって衣類にシミなどができてしまう可能性があるほか、

あまりにも大量に家の中に入ってくると不快な存在であるため、しばしば害虫として扱われています。

また、このタカラダニは人を刺しはしませんが、もしタカラダニを指などで潰してしまうと、人によってはアレルギー反応などを起こし、かぶれてしまうことがあることも報告されています。

そのため、もしタカラダニを発見した場合には、直接は触れないようにした方が良いでしょう。

このように、普段は害虫として扱われることが多いタカラダニですが、

タカラダニは広い食性を持っており、自分より小さな虫、例えばアブラムシなどを食べてくれます。

そのため、そういう意味ではある意味益虫であるとも言えますが、やはりタカラダニ自体が不気味で怖いという方にとっては、益虫とは決して言えないでしょう。

日本では、時に大型の蜘蛛である「アシダカグモ」が、ゴキブリなどを食べてくれるために益虫として扱われることもありますが、

そもそも、蜘蛛が苦手な方にとっては、冗談じゃないという話ですよね(笑)

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タカラダニの生態について

先ほど、アシダカグモについて少し触れましたが、

そもそもタカラダニを含む「ダニ」という生き物は、

蜘蛛と非常に近縁な生物です。

蜘蛛は「クモ鋼クモ目」に属する生物であり、

ダニは「クモ鋼ダニ目」に分類され、もともとは同じ系統の生き物でした。

しかし、それが現在ではダニとクモとに分かれ、それぞれに数多くの種類に分化していったわけですが、

今回は、その内のタカラダニの生態について解説します。

まず、タカラダニという生き物は、基本的には3月~6月にしか見られない非常に活動時期が短い生物です。

前年度に産み落とされた卵が、3月ごろになると一気に孵化し始め、5月ごろに成虫となり、コンクリートの上などで大量発生し、その数はピークに達します。

このタカラダニは非常に食性の広い生物であり、草花の花粉や葉腋、胞子、地衣類、自分よりも小さい昆虫などを捕食して生活しています。

しかし寿命は短く、2か月余り生きた後、30個程度の卵を産み、すぐに死んでしまいます。

また、このタカラダニは非常に乾燥に強く、日の当たる場所でも特に問題なく歩き回ります。逆に、雨が降る日はあまり見られず、どこかに身を隠しています。

タカラダニはメスしかいない

タカラダニはあまり直接的に人に害をなす生物ではないため、研究事例も少なく、まだまだ未解明な部分が多い生物ですが、

これまでに発見されたタカラダニはすべてメスの個体であり、

単為生殖」によって個体数を増やしているものと考えられています。

単為生殖とは読んで字のごとく、交尾を行うことなく、その個体だけで子供を残すことを言います。

人間では考えられないことですが、自然界にはこの単為生殖を行う生物は数多く存在しており、

例えば、カタツムリは通常「有性生殖」を行いまずが、

なかなかパートナーに出会えない時には、やはり単為生殖を行う場合があります。

単為生殖は1匹でも多くの子孫を残せるというメリットがありますが、より強くなるために他の個体の遺伝子を取り込むということがないため、種として生き残るという意味ではあまり良い方法ではありません。

まとめ

今回の記事では、タカラダニが害虫か益虫かという情報とともに、そのタカラダニの生態について解説しました。

タカラダニは人に直接的に害をなす生物ではありませんが、その鮮やかな色からわかりますように、潰すと赤い体液が出てきてしまい、あまり良い気持ちはしません。

特に、本やノートの間に挟まっている個体をつぶしてしまい、シミができてしまったという経験をした方も少なくないのではないでしょうか?

このタカラダニはどこからともなく入ってきてしまいますので、大量発生する時期にはある程度見られるのは仕方ありませんが、

家の中で次の年に発生してしまうことが無いように、つまり家の中で卵を産ませないように、3月~6月にかけては特にこまめに掃除を行い、気を付けるようにしましょう。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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