※ダチョウの飼育にかかる費用は?その許可や値段について解説!

ダチョウは現在アフリカの中部と南部に生息しており、世界最大の鳥類として知られていますが、

そんなダチョウは、特に動物園などを開いていなくても、個人で飼育することが可能です。

日本では、特に農園で家畜として飼育されている方が多いようですが、中にはペットとして飼育されているような方もいらっしゃいます。

ただ、このダチョウを飼育するには、各自治体ごとにその旨を申請し、許可を得る必要があります。

では、実際にダチョウを飼育するとなった場合には、どのような許可が必要になるのか、

また、ダチョウの飼育にかかる費用や、そもそもダチョウの値段はいくらくらいなのかということについても詳しく解説します。

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目次

ダチョウの飼育に必要な許可とは?

ダチョウの飼育にかかわらず、いくつかの鳥類の飼育においては、各自治体ごとに許可を得る必要がありますので注意が必要です。

ただ、許可といっても特別な資格が必要であったりということはありません。

具体的には、もし皆さんがこれからダチョウを1匹飼育するとなった場合、

これから自分はダチョウを1匹飼育します

ということを、各自治体に報告する義務があります。

これは「家畜伝染病予防法」によって定められているもので、例え家畜ではなく、ペットとして飼育する際にも許可が必要となります。毎年報告の義務があるという点も注意が必要ですが、1度報告すれば翌年以降は必要な書類が送られてきます。

これは、その法律名からもわかりますように、近年問題になっている鳥インフルエンザなどの影響を受け、各県市町村でどれだけの家畜が飼育されているのかを把握するために定められているようなものと考えてください。

牛や豚などもこの申請が必要ですが、

例えば鳥類だと、

  • あひる
  • うずら
  • きじ
  • ホロホロチョウ
  • 七面鳥
  • ダチョウ

などが対象となります。

ちなみに、鳥類の中では特にペットとして人気な「インコ」はこれに含まれません。

そういう義務があるということを理解したうえで、詳しくは各県や市に問い合わせてみるようにしましょう。

ダチョウの値段は?どこで購入できるの?

ダチョウはオスメスともにその体長が2m以上にもなり、大きく成長しますので、一般的なペットショップでは基本的には取り扱っていないようです。(高額な値段で取引しているところもありますが、名前は伏せますがあまり評判はよろしくないようです。)

では、どこで購入できるのかというと、

日本には、ペットとしてダチョウを飼育していらっしゃる方はあまりいませんが、

農園でダチョウを家畜として育てている方は数多くいらっしゃいます。

そういうところでは、主に動物園や業者向けですが、確かにダチョウの販売を行っているところもあります。

ですので、まずはそういった農園に相談をしてみるのが1番でしょう。

ちなみに、栃木県小山市にある

「小山ダチョウ園」では

  • 0~4か月のダチョウ:3~4千円
  • 5ヶ月~出荷までのダチョウ:1万5千円~2万円
  • 繁殖鳥:3万円~3万5千円

値段が定められています。

各県にいくつもダチョウ農園があるわけではありませんが、まずは自分の住んでいる場所から近い場所にある農園、牧場に相談をしてみるのが第一歩でしょう。

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ダチョウの飼育にかかる費用はどのくらい?

ダチョウをペットとして飼育するというのは、実際かなり費用がかかることになりそうです。

まず、ダチョウは家の中での飼育が難しいので、広い庭や専用の小屋を用意してあげる必要がありますが、その広さは少なくとも30畳程度は必要であるといわれています。

また、ダチョウを飼育する場合にはできる限り複数等での飼育が望ましいといわれています。絶対という訳でもありませんが、複数飼育するということになれば、もちろんそれだけ費用が掛かるということになります。

また、ダチョウは脚力が非常に強いので、脱走しないだけの高くて頑丈な柵が必要になります。そのため、初期費用がまずかなりかかることになります。

また、ダチョウは50年以上生きる個体もいるため、家畜目的意外での飼育を検討中の方は、もし育てられなくなった場合のことも考えておく必要があるでしょう。

ただ、ダチョウは基本的に穀物や果物など幅広いものを食べるので、ニワトリのエサとして販売されているもの以外に、自分で栽培したものや、家の近くの農園でいらなくなったものなどを貰うなどの工夫をすれば、かなり食費は抑えることができるでしょう。

しかし、ダチョウは非常に食欲旺盛なので、工夫をしないことには食費だけで月1万円以上は優に超えることになりそうです。

ダチョウは成体になると体重150kg近くにまでなりますから、それだけ大きな体を維持するためにも食事は非常に重要です。

まとめ

今回の記事では、ダチョウの飼育に関する許可や費用、

そもそものダチョウの値段などについて詳しくまとめました。

ダチョウは近年家畜としては取り扱っているところも多いですが、ペットとしてはポピュラーな動物ではありません。

もし家畜としての飼育をご検討中の方や、ペットとしてご検討中の方も、まずは近くのダチョウを飼育している農園などに相談をしてみると良いでしょう。

また、ダチョウはなかなか手がかかる動物のようで、これを飼育するのがどういうことかというのは、盛岡市動物公園の以下の記事が参考になりますよ!

⇒ダチョウよ、食べ物はなんでもいいのか?

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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