【仰天】哺乳類の生まれ方は「胎生」と「卵生」の2種類

受精卵が1つの個体として成長する過程において、

胎生」と「卵生

という大きく分けて2つの方法が選択されるということは皆さんご存知のことでしょう。

まず、私たち人間や、犬や猫などの身近な哺乳類は、皆母親のお腹の中で「胎児」として育ち、立派な個体となってお腹から出てきます。これぞまさに胎生です。

一方、爬虫類や鳥類などは卵生で子孫を増やし、親はまだ未熟な子供を卵の殻に包み込んで産み落とし、その間特に外から栄養を与えるようなことはありません。卵の中に子供が成長できるだけの栄養を一緒に包んで産み落とすのです。

ここまで、特に当たり前のことしか書いていませんが、

実は、哺乳類は皆「胎生」であるというのは誤りであり、

世界には、卵生で子供を産み落とすという珍しい生まれ方で誕生する哺乳類が存在しています。

その哺乳類が、

・哺乳鋼(哺乳類)
⇒原獣亜鋼
単孔目

に分類される

「カモノハシ」と「ハリモグラ」であり、

カモノハシは1種、ハリモグラは4種が現存していますが、

これらは、哺乳類でありながら子供を卵生で産み落とすという奇妙な特徴を持っています。

では、これは一体どうしてなのでしょうか?

カモノハシやハリモグラの生態と併せて詳しく解説します(^^)

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哺乳類なのに卵生!独特な生まれ方の「単孔目」の動物達

カモノハシとハリモグラは、オーストラリアと、オーストラリアの北部にあるニューギニア島などに現存している動物であり、カモノハシはこれまで日本での飼育例はありませんが、ハリモグラは上野動物園でその姿を見ることができます。

カモノハシは大きなくちばしのようなものが特徴的な動物で、水の中を生活の拠点としており、スイスイと泳ぐことができます。哺乳類というよりも、アヒルか何かが進化したような生物です。そのあまりに異様な姿から、過去にはカモノハシを初めて見た人が、作り物の口を縫い付けたのだと勘違いをしたという話も残っています。

一方ハリモグラはというと、こちらは地上を生活の拠点にしており、ハリネズミのような姿をしています。

ただ、ハリネズミのような姿をしていますし、

さらにハリモグラという名前がついていますが、

ハリモグラは、ハリネズミや私たちの知るモグラとは特に近縁な生物ではなく、同じ哺乳類であるという以上は近い生物ではありません。

そして、カモノハシとハリモグラはなんといっても卵を産む卵生であるというところが非常に興味深い特徴ですが、

卵から生まれた子供はやはり母親の母乳を飲んで育つため、そういう意味ではやはり「哺乳類」として分類されます。

では、なぜ彼らは胎生ではなく卵生で子孫を残すのでしょうか。

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「単孔目」はなぜ胎生ではなく卵生を選択したのか?

カモノハシとハリモグラが卵生を選択するようになった理由は、その進化の過程においてそれが最も効率の良い方法であると判断したからということ以外に説明がつきませんが、

現段階でわかっていることは、これらの卵生を選択した哺乳類は、哺乳類の誕生の初期の段階において、私たち胎生のグループとは完全に分岐し、独自の進化を遂げてきたであろうということです。

ちなみに、世界で最古の哺乳類は今からおよそ2億2500万年ほど前に誕生したと考えられているため、ちょうどそのころに、カモノハシを含むグループが独自の進化を遂げていく方向に分岐したと考えられています。

また、実際は「哺乳類(哺乳鋼)」は、その下で次の3つのグループに分けられます。

  • 原獣亜綱
  • 後獣下綱
  • 有胎盤下綱

このうち、

原獣亜綱」は、まさに卵生で子供を産む「単孔目」が属する分類であり、

後獣下鋼」は、カンガルーやオポッサムなどの、胎盤が不完全で、未熟な子供を育児嚢で育てる動物が属する分類であり、

真獣下綱(有胎盤下綱)」は、我々人間を含め、多くの現生哺乳類が属する分類であり、この分類に属する動物はへその緒を通じて胎盤から栄養を送ることで、子供をお腹の中で育てます。

このように、実は同じ哺乳類とはいえ、その次の分類で私たち人間とカモノハシは大きく異なるグループにわけられることになります。

また、カモノハシとハリモグラが属する「原獣亜綱」には、現在残っているのが「単孔目」しかいません。

そのため、卵生であるということがもの珍しいことのように思えてしまいますが、もっと歴史をさかのぼれば、卵生で子孫を残していた哺乳類は他にもいたことになります。

まとめ

今回の記事では、哺乳類の生まれ方には、実は胎生と卵生があり、

その珍しい卵生で誕生する哺乳類である、カモノハシやハリモグラについて解説しました。

卵生というと普通は鳥類や爬虫類を想像してしまいますが、

私たち哺乳類はもともと3億年ほど前までは鳥類や爬虫類とも共通祖先でつながっていたため、哺乳類の中に卵生のものがいても、実はそれほど驚くことではないのかもしれません。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)!

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