【解説】隕石が今日「日本」に落下する可能性は?

2013年の2月15日、

ロシアのチェリャビンスク州上空に突如として直径数mの隕石が現れ、

その隕石の爆発(上空数十km地点)による衝撃波が、

地上にある建物や、人々に被害を及ぼした事件を、皆さんは覚えていますでしょうか?

この出来事は、いくつもの幸運が重なり、奇跡的に死者は1人も出ませんでしたが、

合計で1200人余りの人々が負傷し、実に40億円もの損害を出した大災害でした。

この隕石は上空数十kmの場所で爆発し、砕け散りましたが、

その内の破片の1つは湖の中から回収され、

なんと、その重さは実に600kgもありました。(爆発前は10トンほどの塊であったと推定されています。)

こんなものがもしいきなり頭上に落ちてきたらと思うとぞっとしますが、

今回は、そんな隕石が、日本に”今日”落下する可能性について解説したいと思います。

スポンサードリンク

隕石が日本に今日落下する可能性は?

先ほど、ロシアに落ちた隕石の話をしましたが、

あの隕石は、それが落ちてきていることを事前に察知することができませんでした。

そのため、町にいた人々は、突如として空を突き進む隕石の存在を目の当たりにすることになったのです。

隕石が描いた雲の様子と、その爆発による衝撃波が届いた瞬間の現場の状況は、以下の映像でご確認いただけます。

では、このような隕石が地球へと落下してくることはそれほど珍しいことなのかというと、

実は、宇宙空間にある天体が、地球に向かって落ちてくるということ自体は何ら珍しいことではありません。

というのも、地球の大気圏には、ほぼ毎日宇宙にある天体が突入しており、

その数は、年間で数千個にもなるといわれているのです。

ただ、そういった天体のほとんどは大気圏で燃え尽きてしまい、

もし大気圏を突破したとしても、その多くは、海や人がいない地域に落ちていると考えられています。

そのため、年間数千個も地球の大気圏内に突入してくる天体のうち、実際に隕石として発見されるものは、わずか10個程度にとどまります。

ですので、この時点で今日隕石が日本に落ちてくる可能性は、限りなく0に近いものであるということがわかります。

スポンサードリンク

世界の陸地面積に占める、日本の国土面積の割合は?

では、もう少し踏み込んで考えてみましょう。

まず、先ほどロシアの例を話しましたが、

このロシアに落ちたような数トンクラスの隕石が、

人口密集地域」に落下する可能性というものは、

100年に1度あるかないかである」と言われています。

(ただし、このクラスの隕石が大気圏を突破すること自体は、数年~数十年に1度あると言われています。)

そのため、もし落ちてくるとすれば、それはこぶし大か、それ以下の石ころサイズの隕石であることがほとんどですが、しかしながらそれらも秒速数kmというすさまじい速度で落下してくるため、当たれば即死は免れられません。

では、そういった隕石が日本に落下する可能性はどのくらいなのかというと、

まず、地球の表面は

陸地」と「海域」とにわけられるわけですが、

このうち、

「海域面積」は全体の約71%を占め、

「陸地面積」は全体の約29%程度にすぎません。

では、全陸地面積はどのくらいなのかというと、

こちらは、現時点ではおよそ

「147,244,000km²」とされています。

一方日本の陸地面積はというと、こちらはおよそ

378,000 km²」です。

つまり単純計算すると、

日本の国土面積は、

世界の陸地のわずか「390分の1」程度にしかすぎません。

地球の表面積のたった29%の面積の、さらに390分の1ですから、

そんな小さな陸地に、大気圏を突破してくる数少ない隕石が、今日落ちてくる可能性は、

限りなく0に近いという他ないですが、ほぼ0です。

もし、本当にそれが落ちてきて、

ましてやそれが人にぶつかるとすれば、それはもはや運命としか言いようがありません。

隕石による死亡事故

2013年の隕石の落下は、その隕石が上空数十kmの部分でバラバラに砕けたために、大惨事は免れることができましたが、

もしこの隕石がそのまま地上に落ちていたとしたら、その地域に住んでいた人々はその多くが一瞬のうちに命を奪われることになってました。

事実、この隕石の爆発は広島の原爆の30倍以上ものエネルギーを生んでいたことが分かっており、

それゆえに数十kmも離れた地上にまでその衝撃波を届けたので、

もし地上に落ちていたら、半径数百mの地域はほぼ一瞬で荒野と化していたことでしょう。

ただ、人類の歴史上、記録のある中でそういった隕石による大規模な災害が起きたことはこれまでに1度もなく、隕石と原因が分かっている中で最大の災害はそのロシアの例なのですが、

実は2016年には、隕石と思われる落下物によって、インドに住む1人の男性が命を落としてしまうという事件がありました。

この時回収された落下物の重さはわずか11g二しかすぎませんでしたが、しかしながらそれでも地面には深さおよそ1.5mもの穴が開いたといいます。

なので、隕石が今日日本に落下し、ましてやその隕石が人の命を奪う可能性は限りなく0に近い値ですが、

しかしながら、その可能性は完全に0ではないので、

皆さんも、くれぐれも隕石には気を付けるようにしましょう…(笑)

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)!

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter アカウント

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)