※ダチョウをペットで飼うのは可能?その販売や価格について調査!

ダチョウは現存している鳥類の中で最も大きく成長するもので、

オスの個体は最大で3m近い大きさになります。

ちなみに上の画像だと、奥に立っている黒い羽根を持ったものがオスで、手前の茶色の羽を持ったものがメスです。メスの方が、オスよりもやや小さくなります。

このダチョウは現在はアフリカの中部と南部にのみ生息していますが、絶滅危惧種などには指定されておらず、日本でもペットとして飼うことが可能です。

では、これを日本でペットとして飼う場合、どのような部分に注意すべきなのか?

その販売や価格などの情報と併せて詳しくまとめます(^^)

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目次

ダチョウをペットとして飼う前に知っておきたいこと!

ダチョウをペットとして飼うという方は日本では大変珍しいですが、確かにペットとして飼っていらっしゃる方もいるようです。

ただ、ペットとして飼う方は少ないですが、農園で出荷などを目的に飼う方は少なからずいらっしゃいます。

例えば、もし飼育をご検討されている方は、以下の動画などは参考になるでしょう。

ダチョウを飼う前にまず気をつけなければならないのは、

その飼育スペースです。

ダチョウは背丈がありますので、言わずもがな家の中での飼育は難しいですが、

ダチョウのストレスを軽減させてあげるためにも、

約30畳の広さは確保して置いた方が良いそうです。

また、ダチョウは強い脚力を持っているので、蹴っても壊れないような、頑丈で比較的高い柵を作らなければなりません。

外へ散歩に連れて行ってあげたいという方もいるかもしれませんが、

ダチョウはその最高時速は70km!

あのボルト選手の時速45kmを大きく上回る速さを誇るので、万が一脱走したら大騒ぎになることは必至ですから、外には連れ出さない方が良いでしょうね。(そもそも、条例などによって無理の可能性も)

またダチョウのペットとして飼う場合は、「家畜伝染病予防法」にのっとり、その飼育の旨を各都道府県に報告し、許可をもらわなければなりません。

家畜として飼うのではなく、ペットとして飼う場合でも、ダチョウの場合は報告が必要です。(犬、猫、ウサギなどの動物はこれに含まれません。)

この辺りは各自治体によって手続きも変わってくることが予想されますので、ダチョウの飼育を検討中の方は、まずは市や県に問い合わせてみるようにしましょう。

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ダチョウの販売について!その価格はいくら?

ダチョウを普段街中で見かける機会はあまりありませんし、近所の方がダチョウを飼い始めたなんて話も耳にしませんが、ダチョウを飼育している農園は全国に存在していて、そういった農園ではダチョウの雛や成体の販売を行っているところもあります。

ちなみに、栃木県小山市にある「小山ダチョウ園」ではそのダチョウの販売を行っており、

  • 0~4か月のダチョウ:3~4千円
  • 5ヶ月~出荷までのダチョウ:1万5千円~2万円
  • 繁殖鳥:3万円~3万5千円

価格が定められています。意外に価格は安いですね。

ちなみに、ダチョウは約2年~3年で成体になります。

ただ、このダチョウの販売は、動物園や、農園のような業者向けに行われているもののようなので、ペットとしての購入が可能かどうかというのは要相談というところになるでしょう。

ちなみに、ダチョウをもしつがいで飼う場合、雌の成体は年平均50個ほどの卵を産むため、それも覚えておいた方が良いかもしれません。

ダチョウの雛の誕生シーン

ダチョウをペットとして飼いたいという方は、おそらく成体ではなく、雛から育てたいという方が多いのではないかと思います。

ダチョウは成体になると大きいですが、雛はやはり小さいので可愛らしいです。

ただ、ダチョウの卵は現存する生物が産むものの中で最大のものとして知られており、

なんとその大きさは約15cmもあります。

ニワトリの卵の約4個分の直径ですが、

その中身の量はニワトリの卵25個分にもなり、重さは1.5kgにもなります。

そして、そのため雛も生まれた時からハトくらいのサイズはあります。

以下の動画は、そのダチョウの孵化の瞬間をとらえた貴重な映像です。ダチョウの卵は頑丈なので、少しずつ割りながら、半日もかけてやっと出てきました。

こんな小さくて、体重が1kgの雛も、1年後には体重100kgにもなります。

まとめ

今回の記事では、ダチョウはペットとして飼うことができるのか、その詳細や、価格や販売に関する情報を詳しく調査してまとめました。

ダチョウはその寿命は約50年にもなり、海外では飼育下で80年近く生きたものもいるといいます。非常に長生きの動物なので、ペットとして飼えば良きパートナーになってくれることでしょう。

ただ、あまりにべたべたしようとすると強烈なキックをおみまいされる可能性がありますので、その点は十分注意が必要ですね(^-^;

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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